児童養護施設の指導員をしていた時に、夜遅くまで子ども達と向き合って学習指導をしていた時代に、「毎日遅くまで勤めるのは大変だろう」と、同じように指導員をしている他の施設の方から言われましたが、私は決して格好を付けるわけでもなく「楽しくやっていますよ」と答えたものです。それは、自分で決めた事だから『大変』とは思わなかったのだと思います。児童養護施設の指導員を退職してフリーでいた6年間も、若山家の経済状態は火の車でしたが、自分の中に目指すものがあったので決して『大変』とは思わなかったです。6年の内の後半2年間は、特別養護老人ホーム事業開始と言う明確な形が見えていたので『ワクワク』の毎日だった様に思います。
初めての施設が本部本館で完成しての平成10年5月15日の竣工式典の時には、ワクワク感がピークで舞い上がっていたと思います。但し入居者さんの事が理解されて無い中での職員の対応の中、救急車の対応も正直頻繁にあり、夜間の対応も多く、対応を終えてから引き続き仕事する事も多々ありましたが、44歳と言う若さで乗り切れましたし、『自分の役割』と言う事で決して『大変』とは思わなかったです。但し近所の方から「救急車が度々来るのは煩くて困る」との苦情には、申し訳ない気持ちで一杯でした。しかしながら、今では地域の家での救急対応はたまにありますが、本部施設での救急対応はほぼ無くなりました。
月間スケジュールを月末にパソコンで作成して、職員が誰でも見られる様にしているのですが、先ずは対外的な予定を入れて、次に3施設での予定を入れてから空白になっている所に和合の施設での、午前はお参りを午後にはカラオケを入れています。私自身の予定は月1回の内科受診の診察と、3カ月に1回の泌尿器科の受診くらいでしょうか。でも、8月12日は父の命日とお盆供養のお参りで休みを頂き、その日に合わせて次男ファミリーと昼食を我が家でとって、孫2人の顔が見られるのを楽しみにしています。
私の生き方は他の人から見ると『大変だろう』と言う事になるのでしょうが「自分で決めた生き方が全うできる喜び」の方が強いので、私の辞書には『大変の文字が無い』と言う事なのだと思っています。この考え方は、他の人に強要する事ではありませんが、私に課せられたものを形にして行ける喜びを満喫しています。そう言えば児童養護施設協議会の調査広報委員会に所属している時に、石川県にある自立援助ホームの取材に行った時の施設長さんに「大変な事は何ですか」と聞いた時に、長い沈黙の後「う~ん。大変な事って何かな~。」と言われた時の驚きを思い出しました。と言う事は私も今はその域なのかな。