令和2年8月30日
前回までの10回シリーズで毎週楽しみにして見ていて、「何度も見たい」と言う事で予約販売がされた情報があり、直ぐにアマゾンで購入して、時間がある時に何度も何度も見ていて「早く続編がでんのか。それとも二度とシリーズ化はされないのか」と考えていて、シリーズ化が発表されて「4月から見れる」と楽しみにしていたところ、2月からの新型コロナの影響で撮影が出来ない状況が続きやきもきしていたところ約3ヶ月遅れの7月19日に新シリーズの1回目が放映されたのですが、視聴者の期待が大きい事を察知してかテレビ側の戦略だったのかは計り知れないものが有りますが、前宣伝が繰り返し繰り返しテレビに流れて、一週前には総集編が流され尚且つ第一回の放映前には「半沢直樹スピンオフ企画『狙われた半沢直樹のパスワード』&新シリーズ直前ナビ!」なるものまで放映される気合いの入れようで・・・。正直私もおどされましたが、実際に視聴していて、心踊るもので決して前評判を裏切るようなものではありませんでした。
しかも1回目のタイトルは『子会社VS銀行!飛ばされた半沢の新たな下克上が始まる』ですから文句無しでした。しかも今回のシリーズでは歌舞伎役者が香川照之さん、片岡愛之助さんの他に尾上松也さんに市川猿之助さんも加わり歌舞伎的な要素も加わっていて完全にパワーアップしてます。特に市川猿之助さんが「わびろわびろわびろわびろわびろ、わびろー!」の言い回しは私自身はまってしまいましたし、あの言い回しを気分が乗っている時に大きな声でしてはスカッとしてます。(変ですかね。でも私的には上手に言えていると思っています。)
第3話ではまたもや愛之助さんが演じる黒埼があいからわず憎まれ役を完璧にこなされているのは最高です。第4話では、徹底的にいじめ役をしていた伊佐山部長役の市川猿之助さんの急展開の出向での締め方は正に半沢直樹の十八番の『倍返し』だったと拍手喝采でしたが、第5話からは国家権力を相手に戦う事になり、「いったいどこまでスケールを大きくするのか」と呆れるばかりですが、白井国土交通大臣役の江口のりこさんと幹事長役の柄本明さんは本来の仕事の関係でも上下関係があるとか。そう言う意味でその辺のやり取りが出てくるとすると見所の一つになるのではないかと思っています。
そして全編を通して頭取役の北大路欣也さんは配役の紹介で『特別出演』となっているのは何故なのかと思うと同時に頭取の立ち位置が未だ私には理解できない。と言うより深いふかーい考え方が最後にはわかるのかと言うのも興味の一つです。視聴率の記録は前回を抜いて堂々の新記録を達成したとの事。時代劇の痛快さを今の時代にしているのは素晴らしいし、ハラハラドキドキの中での大ドンデン返しを本日も21時からリピーターの皆さんも一緒に楽しみませんか。