令和6年10月9日
7月25日に和合の施設を会場にして、岐阜県議会議員厚生環境委員会の全員の方と、岐阜県老施協の正副会長及び委員長による意見交流会を開催させて頂いたのですが、より密な意見が聞きたいと、揖斐選出の県議会議員で厚生環境委員会副委員長の所議員の声掛けをして頂き本日、厚生環境委員会の委員5名と老施協の会長である私と西濃支部長と西濃支部から選出されている委員長と事務局長が参加して、尚且つ所副委員長の計らいで健康福祉部の次長さん以下担当課長さんまで招聘して頂いての懇談会が、午後3時30分から開催されます。午後3時30分と言う時間は多分、議会なり委員会が終了後のタイミングだと思います。と言うのは猫田議員が「県庁内で会おう」と言って頂く時の時間と同じだからです。
さて、本日の懇談会では、岐阜県老施協に加盟している会員施設の70%は特別養護老人ホーム(老人福祉法での位置づけで、介護保険法では『介護老人福祉施設』と言います。)で、殆どの収入は介護報酬からです。(『食費』及び『居住費』もありますが基準額は国で決めます。)介護報酬改定は3年に1回であり、岐阜県として施設経営が諸物価高騰や人件費の他の業界との賃金格差の問題は基より、介護人材の確保が厳しい事や施設の老朽化への補助であったり、介護保険法ではない(老人福祉法)措置施設である養護老人ホームの各市町村の措置控えの問題等々について、しっかりと理解できるように話をしていきたいと考えています。「福祉は政治とは無関係」等と言っておれるような状況ではありません。今回の企画は所議員からの申し出と聞いていますが、議員の方から提案して頂けたのは本当に有難い事です。この様な機会を通して今後の展開を頑張っていき、会員メリットとなる様にしていきたいと考えています。この様な展開をしていくのは、残念ながら亡くなられた全国老施協会長であり参議院議員であった中村博彦会長のお言葉である『労を惜しまず』の教えが原点となっているので、リピーターの皆さんこれからもご理解宜しくお願い致します。