理事長コラム

朝のニュースで「本日は絶好の行楽日和です。」と言っていましたが・・・。

確かに和合の事務所でガラス越しの日差しは暖かく「正に行楽日和」と言う事なのですが、『秋の行楽』=(イコール)『紅葉狩り』と言う事になるのでしょうが、その話題の前が「熊出没」の話題だったので「紅葉狩りを楽しむには、木々が生い茂る山ですよね」と思うと、出掛けるのを躊躇される方も多いのではないかと思っています。

今は昔と違って情報は直ぐに手に入る時代です。かつて、新聞に大きく『長浜市に熊出没』と言う記事が出た時に、長浜市内の観光スポットから観光客が激減したと言う事あったそうです。この情報では『長浜に熊出没』だったのですが、市町村合併によって福井県境までが『長浜市』と言う事で、地元の方なら「あの山鹿なら仕方がないな」と理解されるのだと思うのですが、遠くからおみえになる方にとってはあくまで『長浜市』ですから、やむを得ない現象だったと思います。多分『熊が出た』との情報が流れた地区においては、日本での観光には最適な時期だけに、観光客が少なくなって痛手も大きいのではないかと思っています。

熊対策について、毎日の様にテレビで話題になっています。確かに『今までにない異常な被害』と言う事なのだとは思いますが、『リスクマネジメント』の観点で考えていくと、『一つの大きな現象の中に、多くの問題が内在している。』との考えで述べるのであれば、この問題を契機にして色んな対策を打たなければいけない様に考えられます。『自衛隊の要請がされた』とか『警察官にライフル銃を持たせ対応させる』とか『市町村長による緊急銃猟』と言うのも喫緊の対応としては大切な事なのでしょうが、野生の動物と人間が上手く共存共栄して行く為に、何をしていかなければいけないかを多方面に渡って、国も地方自治体も真剣に取り組まなければいけないし、国民一人ひとりも、考えて実践すべき事があると思っています。

関ヶ原町にも垂井町においても『熊出没情報』が出ています。施設としての対策もしっかりしながらも、今後の展開についても見守っていきたいと思っています。