理事長コラム

朝、和合の駐車場で車を降りたら・・・。

耳を澄まさなくても鶯の鳴き声が聞こえてきました。それも鳴き続けていたので、しばらくその場に立ち留まって聞いていました。その時に事務所の職員が銀行に行く為に外に出て来たので鶯の鳴き声について声掛けたのですが急いでいる為か反応が今一だったのです。事務所に入って改めて鶯の話をすると「私も鶯の鳴き声を聞きましたが施設で鳴いているのは初めてです。」と言うので私は「だとすると吉兆だな。」と思った次第です。

本部施設では毎年春先になるとぎこちない鳴き方から段々上手になるのを楽しみにしていたのですがまだ鳴いていません。それは当然ですね。だって大垣市内では桜の花が満開に咲いているのに本部施設がある今須では蕾が固いような状態ですから「本部施設での鶯の鳴き声はまだまだだろうな」と思っています。

銀行から帰って来た職員にもう一度、鶯の鳴き声について聞いてみると「そう言えば鳴いていましたね」との反応でしたので改めて「人それぞれだ」と思うと同時に「人の事は言えないぞ。私だってそういう事に興味を持つようになったのは最近だから話題を強制すべきではないな」と思った次第です。『風流』と言う文化が日本から無くならないようにしていきたいと思っています。

最近の方の中には「花火の音がうるさい。」とか「運動会の練習は静かに出来ないか」等と言う方もあるように聞いていますが『風流』とか『風情』が無くなってしまって『無味無臭の世界』が良いと思っている人はいないと思うし、『お互い様の世界』でないといけない事も多くあるのが世の中だと思います。

『少しでも良かったなと思えることに幸せを感じる人でいたい。』と思う様になっている私がいるのですがリピーターの皆さんはこんな私をどの様に評価して頂けますか。