令和2年11月2日
先月26日に行われた本部施設の全体会の折り、びわこ学院大学教授の烏野先生から「11月1日に行われる全日本大学駅伝にびわこ学院大学が初出場してテレビで放映されるので見て下さい。」と言われていたので、私は正直「3軍の全国大会と違うのか」とうがった気持ちになりながら、インターネットで情報を入れて全国から選出されている大学参加リストを見てびっくりです。だってあの有名な箱根駅伝の常連である大学がシード校として東海大学、青山学院大学、駒沢大学、東京国際大学、東洋大学、早稲田大学、國學院大學、帝京大学(前回大会上位8校をシード権の順番に提示しました。なんじゃこれ、全部関東圏やないか)で各ブロック予選を勝ち抜いた北海道1枠、東北1枠、関東7枠、北信越1枠、東海1枠、関西4枠、中国四国1枠、九州1枠の合計25大学で競技するようで、ちなみに関西4枠の4枠目に滑り込んだのが『びわこ学院大学』だとのことで、テレビで見るまでは「選挙の時の泡沫候補みたいなもんやろ」と思っていました。
※昨日は朝から血圧が高くて家で久しぶりにゆっくりさせて貰っていたので、テレビで全部見る事が出来ました。(これもご縁か)並み居る強豪校を前に委縮してしまうのではないかと見ていて思ったのですが、8区間の間での繰り上げスタートでの白いたすきでのスタートが無かったのは立派だったとおもいました。こも大会のルールは良く知りませんが、トップで入った選手から何分以上差がついたら繰り上げスタートと言う事になると思うのですが。確かに何チームかは、残念ですが、繰り上げスタートの場面を映りだしていましたが、8区でのたすき私も確かにピンクのたすきを渡しているのを(ぎりぎりだったですが)見た時に私も感動して目頭が熱くなったのを覚えています。
私は4区のたすき渡しの時に烏野先生に『全日本大学駅伝初出場おめでとうございます。そうそうたる選ばれし大学の中での健闘は素晴らしい。4区までに白たすきにならずしっかり、びわこ学院大学の名前をアナウンサーが大学の紹介をされたのには感動しました。完走して頑張る事を祈ります。』とショートメールを送信すると、烏野先生から『先生、感謝です。全員が私のゼミの学生なのでまるで親心の心境です。』との返信メールがきたので私は直ぐに『烏野先生が走りのプロとは知りませんでした。親として子どもを信じて見守って下さい。』と送信しました。
それに応える様に『ありがとうございます。代わりに私が走ってテレビ映り用の顔芸で一位になりたいくらいです。応援に感謝です。』との返信メールがきて、8区のたすきもぎりぎりではありましたが白たすきにならなかった時にも私から『初出場ですべてのたすきをつなげてのは素晴らしい。めっちゃ凄いです。』と送信すると『若山先生、感謝です。』と返信メールがきて、8人の選手が立派にゴールされた時にも『そうそうたる大学の中で19位は立派。テレビの画面にもしっかり映っていました。感動でした。先生、ご苦労様でした。』と送信すると烏野先生から『感動で泣いてます。先生ありがとうございました。』との返信メールがきました。
そこでまたまた私から『滋賀県に誇るものがまた一つ出来ました。嬉し泣きは最高だね。』に対して『ありがとうございました。』の短いメールを見て、「烏野先生は涙一杯での返信メールだったな」と思いました。優勝は駒沢大学でしたが、そんなことは論外でびわこ学院大学が凄いと思った事を最後にコメントの様に書きます。一つ目は優勝した駒沢大学のタイムが5時間11分08秒で19位と健闘したびわこ学院大学は5時間29分35秒ですから106.8キロでの時間差は18分27秒です。並み居る強豪の中での差がこれだけであった事に改めて感動です。
二つ目に立派だと思ったのエントリーをされた(16人)出身県の状況です。例えば青山学院大学は兵庫1人、熊本1人、秋田1人、大分1人、静岡1人、広島1人、千葉3人、長野1人、茨木1人、愛知1人、埼玉1人、福島1人、山形1人、鹿児島1人と全国の強者が集まっているのに対して、びわこ学院大学は、大阪3人、和歌山3人、兵庫3人、滋賀1人、奈良2人、京都4人と関西出身者のみなのです。初出場と言う事は、『関西の強豪』という事で憧れてきたわけではない、私の好きなまるで『アパッチ野球軍』のようなチームだと思うと、全てが烏野先生のゼミ生だとはなんと楽しみな事かと思う私はリピーターの皆さん変ですかね・・・。