理事長コラム

2日連続でぶきみな女装をしてしまいました

令和2年11月1日

一昨日はハロウィンイブ、昨日ハロウィンと言う事で純白のウェディングドレスを着て施設内を闊歩しました。一昨日は広い施設内を結構に重い衣装で歩くのもしんどかったのですが、各フロアの入居者さんの歓迎ぶりに舞い上がり頑張る事が出来ましたし、昨日はデイサービス北島部長の「ハロウィンに合わせて『若山宏昼のオンステージ』を是非にお願いします。」との呼び掛けに朝の段階で血圧が高くお昼前は余り気分が乘れなくてうだうだした状態だったのですが、13時30分からの開演なのに、13時15分に施設長室から事務所に行くと北島部長の「理事長、衣装替えを手伝います。」で私のスイッチが入り、会議室に既に準備してあったウェディングドレスを手伝って貰いながら急いで着ると、ぴったり13時30分で、昨日と同じ衣装で変化がないのは楽しくないのでかつらをオレンジ色のロングヘアにして、大きな扇子で顔を隠しながら登場。

既にデイサービスの皆さんは私だとバレバレでも、温かく迎えて下さりノリノリで歌い出すことが出来ました。白のウェディングドレスの足元に気を付けながら、デイサービスの利用者さん一人ひとりと記念写真を撮りながら時には握手を、盛り上がってしまった利用者さんとはハグをしながら歌を歌わせて貰いました。最初の2曲は衣装に合わせて小柳ルミ子の『瀬戸の花嫁』とはしだのりひこの『花嫁』を歌いました。私のイメージには合わない選曲なので初めて歌いましたが、若い頃に嫌と言うほど耳にしていた曲なりに、そして花嫁らしく???歌えました。感情移入を直ぐに出来てその気になれる私は自分でも不思議なのですが・・・。「ま、いいか。利用者が喜んで頂ければ」。その後の歌は定番に近い歌でしたが、いつもとは違う雰囲気の中でしっかり歌えました。歌を歌いながら回っていて気が付いたのは、男性の利用者さんより女性の利用者さんによりうけたと思いました。

そんな中で梅沢富美男の『夢芝居』を歌った後で私は「次に女装するときは『花魁』になったら梅沢富美男さんより綺麗になりますので期待していて下さい。」とまたまた自分にプレッシャーをかけてしまいました。いやいや、本当の事を言えば「私は肌が母秋江似ですべすべだし、ポッチャリ顔は花魁衣装では映えるし、大体花魁の時はお腹ぽっこりは気にしなくて良いのでバッチリだ。」とマジで思っている自分がいるのですが、リピーターの皆さんはどう思われますか。このコロナ禍でボランティアの協力を得られない環境にあるならば、職員が『今日一日楽しかったよ』を提案して実践していかなければとの考えからのものだと言う事をご理解下さい。11月には2回『芋煮会』を実施するのもその一貫です。入居者さんや利用者さんが喜んで頂けるなら女装であろうが、火の番だろうが何でもやりますよ。