理事長コラム

昨日の笑えない話から

令和3年10月25日

昨日は、残念ながら入居者さんで亡くなられた大垣市の方の葬儀が朝9時からあると言うので、葬儀に遅れてはいけないと家を8時に出たのですが日曜日の朝と言う事だった為か比較的スムーズに走れたので8時40分には葬儀会場に着いて、係員に会場まで案内して頂く時に、お身内の方からご挨拶をされたので(私の記憶では多分始めてお会いした方)「優・悠・邑施設長の若山です。」とご挨拶をすると相手の方が(80代半ばと思われる女性の方)「垂井町役場の教育委員会におみえになった若山先生ですか」と言われたので、私は思わず「私は垂井町には勤めていませんでしたが。」と言うとその女性の方は確信を持って言ったのにと言うような顔をされながら葬儀会場に入って行かれました。

お身内も少なかった事とコロナ禍と言う事で和室のこじんまりとした部屋で先程ご挨拶をした方の隣の椅子に腰かけながら色々と考えを巡らせました。そして結論に達したのは「ひょっとして私の父進さんの事と違うかな」と思い、その女性の方にまだ、葬儀の開始には時間があったので話をする事にしました。「ひょっとして私の父は教育委員会におり教育長をしていましたが。」と話をすると「お父さんでしたか。だとするとみどりやさんからご養子に行かれたんですよね」と言われたので私は思わず「父進が生きていたら110歳になっていますよ。それに父進が教育長をしていたのは私が大学生の時ですから40年以上も前の事ですよ。」と話をすると相手の女性の方も「そう言えば私も80歳を越えているから。自分が歳をとった事を忘れていました。」と苦笑いされました。

これは決して笑えない話として理解しなければいけないと思います。私も常に自分が38歳のような勢いで行動してしまう事が多々あり、自分自身を冷めた気分でみてしまう事があるのですが(AB型の性なのかも知れませんが)今回の場合は私との会話を成立させる為にこの女性の方は40年以上前にいきなりワープされたのかも知れません。しかしながら、父進が生きていたらちょうど110歳になっているわけです。その父進さんの事を鮮明に覚えていて下さる方がみえた事に嬉しさを覚えた次第です。

110歳と言えば私にとっては42年後になるのですが、私の長男にが42年後に78歳となり、私の事を好意的に語って下さるのを聞く事が出来るのかと考えた時には一瞬「大丈夫かな」と思ってしまいました。リピーターの皆さん。私がこんな事を考えたのは40年以上の時空を一瞬にしてワープして下さったからだと考えると笑うどころかありがたいひとときを持たせて頂いたと感謝しなければいけないと思いました。