EPAによる介護福祉士候補生としてインドネシアから二人がやってきました。
当法人では10年前から御縁を頂いており、先輩が後輩を呼んで来るような形で、毎年インドネシアから職員として採用してます。介護業界の人材不足は年々厳しくなっていて当法人にとって貴重な存在と言っても過言ではありません。インドネシアの場合は日本語検定の4級程度を(ちなみにベトナムは3級)取得して日本にくる、いわゆる『選ばれた優秀な人材』です。だってインドネシアで約半年でクリアしてくるのですから。
少しEPAによるシステムについて説明すると、インドネシアの看護大学を卒業して看護師として3年の経験を持った者は看護師候補生としてエントリーをして、3年の経験がない者は介護福祉士候補生としてエントリー(インドネシアでは一年契約なので3年の経験クリアが難しい)をして、選りすぐられた方がインドネシアで半年間の日本語の勉強や介護について学習してその後日本に来て半年間(当施設に来た職員は豊田の研修所)の研修を終えて本日無事に迎える事が出来たのです。
今日やってきた二人には6月に日本にやって来ての入講式の時と10月に行われた中間発表会の時に会いましたが、毎年の事とは言え、6月の入講式の時でさえ平仮名、カタカナ、ローマ字と簡単な漢字を書けるのにはおどかされるのですが、日本にやってきてのほんの4ヶ月での成長ぶりには舌を巻く圧巻さがあります。そして本日施設にやってきて、緊張気味にですが不安な顔と同時にキラキラした目の輝きは感動しかありません。
日本でのニュースでは元農水省の事務次官の息子殺害事件や保育所のハラスメント(昨日のコラムで社会福祉法人云々と書きましたが本当は株式会社でしたのでお詫びをすると共に実はホッとしてます。)と言うあってはならない事件でテレビで放映されているのに引き換え、インドネシアから来てくれて職員になってくれた職員は母国を思い母国の親達に仕送りをするのが当然なような生き方をしてます。私は父進さんが亡くなる直前まで(嫌々亡くなってからもかも知れませんが)甘えに甘えてきた生き方なので人にあーだこーだと言う資格は無いのかも知れませんが敢えてコメントするならば『日本の豊かさ』が色々な問題を起こしているように思います。『相手を思いやる心』が育つ土壌と『感謝する心』があれば決して『自己本意な考え方』にはならずに何処かで抑止力が働くと思うのは私だけでしょうか。『不満を嘆くよりも、自分のいたらなさを理解して向上心を持つ』ことかな。私も親を中心に甘えてばかりいたときには見えてこなかった事が、今の事業をやらせて頂くようになってから少しは理解できるようになってきたように思うし尚且つ今日の新たな仲間を見て改めてその意を強くしました。
リピーターの皆さんこんな私ですが人となりを少しでもわかって頂けたら嬉しいです。