令和7年6月15日
かなり前の事ですが当法人の顧問であり、びわこ学院大学学部長の烏野先生が介護福祉士の受験対策で職員向けの講義をされている時に受講している職員に問題を投げかけられ職員が自信なさそうに答えた時に「その答えをだされた根拠は」ともう一度投げかけられ、即答しない職員に対して「根拠のない答えは試験本番の時に迷う事になる。確実な根拠を理解して確実な理解を得る必要があります。」と言われた事を思い出しました。
と言うのは先般、本部施設において吉澤施設長が6回に渡ってトランスファーの研修をしてくれた時に吉澤施設長から「何をするにしても相手の方の残存能力を理解して、根拠ある介助に努める事。何もかも介助したら素晴らしい介助だと言う事ではありません。」と言われて私自身も「確かにその通りだ。吉澤施設長が言う事を実践するには居室の環境も含めて確認しなければいけないことが山積みだ」と思った次第です。その中で「根拠あるケアを実践していくには多くの情報を入れながらの展開で無くてはいけない。」と言う事です。
私は「実践していく中で相手の方は何をしたら快適な生活になるのかと言う仮説を立てて実践していく事が肝要。但し、決して相手が言われることを全て叶える事が素晴らしいケアでは無い。」と思っています。トランスファーの研修を終えて部屋の環境の見直しがようやく始まったのですが、職員が「何故この様に変更になったのか」と言う事を理解しての地道な積み重ねこそ大切だと思っているので私が『阿修羅』の内だけと言う事では無いように見守っていきながらより良いケアの充実を図っていきたい。どこまで行っても「根拠ある対応」が全てだと思っています。
17日の日に本部施設において3年以内の外国人対象のトランスファーの研修を吉澤施設長に実施して貰うのですが、分からなくても「はい、分かりました」では無くて本当に理解した事が分かる為には根拠を学ぶことだと思いますので、その点のフォローをフロアの責任者にして貰いながら実施していきたいと考えています。