令和6年11月6日
何の話かと言うと、来年の1月9日公示で26日投票の岐阜県知事選挙の事であります。と言うのは、10月22日に岐阜県選挙管理委員会が日程を決めたときには、自民党公認に前回の知事選に敗れた江崎さんと現職の参議院議員である渡辺さんの2人が立候補を表明していて「前回と同じように自民党を二分した選挙戦になるのか」と思っていたのですが、今朝の岐阜新聞、中日新聞の1面に『岐阜県知事選 渡辺氏、一転不出馬』の記事に「一寸先はわからないな」と思った次第です。
『一転不出馬』となったのは10月15日公示され10月27日に開票された、衆議院の総選挙が大きく影響されていると思っています。リピーターの皆さんもご存じかと思いますが、マスコミの予想をはるかに上回る結果で自民党が大敗をしたからです。岐阜県においては前回の選挙で野党の比例復活も許さない結果だったのが、岐阜4区において3期目をめざした金子さんが比例復活も出来ない結果に終わり、尚且つ事もあろうに選挙カーに同乗していた運動員の女性にセクハラ行為をしていたとのスクープのおまけつき。自民党の驕りの象徴の様な結果に私は苛立たしさを覚えています。
渡辺参議院議員のお立場で考えると、「国会議員としての役割をしっかりしなければ」との思いでの『一転不出馬』であれば大英断と言う事になるし、自民党を二分しないためにも正しい判断だと思います。尚且つ、金子さんに対する信頼は地に落ちたわけなので、次回の衆議院の総選挙の時まで渡辺参議院議員には現職のまま立て直しに尽力して頂いて、衆議院に鞍替えをして頂き渡辺参議院の代わりの候補者を育てていくのがベストな選択ではないかと思っています。と言うのは渡辺参議院議員の地盤は金子さんと同じところと言うのも幸運な事だと思うので。自民党岐阜県連としても『禍を転じて福と為す』あるいは『ピンチはチャンス』と言う言葉もありますので。