理事長コラム

ゲゲゲの鬼太郎のお話です

令和元年9月1日

ゲゲゲの鬼太郎は放映開始から50年と言う事で、キー局はフジテレビで毎週日曜日の午前9時から放送されているのですが、私が唯一楽しみにしている番組です。つまり、日曜日だけは施設に9時40分とゆっくり目の出勤となる日です。

今日のタイトルは『唐傘おばけ』の話しだったのですが、現代を風刺したお話でいつにもなく「うんうん」と肯きながら見ていました。その内容は今どきの若者が傘を間違えて持っていき、それを見ていた唐傘おばけが必死になって間違えた傘を変えるために必死になって取り換えようとしても全く意に返さず、若者のアパートに間違えた傘と本来の若者が持っていた傘の2本を玄関先に置いて帰りました。翌朝若者のアパートへ確認に行くとごみの収集場所に2本とも捨てられていて、怒った唐傘おばけが目玉おやじと一緒に温泉に入っていたゲゲゲの鬼太郎のちゃんちゃんこを盗み、ちゃんちゃんこの力を借りて変身をして強くなり、若者に襲い掛かかります。それをゲゲゲの鬼太郎が助けようとするのですが、最初のうちはちゃんちゃんこの力が強く苦戦します。しかし、ゲゲゲの鬼太郎のご先祖様がちゃんちゃんこの持ち主であるゲゲゲの鬼太郎に力をかして唐傘おばけを戒め改心して一件落着。

この事から思う事は、昔のように唐傘であれば貴重なものであり大切にして決して忘れて帰るような事がなかったのに、今はコンビニ等で500円もしないで買えるものなので忘れて帰っても「あっ忘れた。まっ良いか」と言う事になってしまうのかもしれません。当施設の本部施設の玄関先にも30本程立てる事が出来る傘立てが2つ設置してあるのですが、いつの間にか立てる所が無い位になっていて、『1週間の猶予を持って処分します。』との事務連絡と張り紙をしていてもなかなか持っていかなくて止む無く処分しなければいけない事も度々あります。私自身先般の大阪出張の時、雨の予報も出ていたので傘を持って行ったのですが、私自身「忘れて帰っても良いように」と少しくたびれたビニール傘を持って行き、結局利用する事はなかったのですが今も私の車の中で健在です。

物を大切に出来ないのは何事にも通じるのではないでしょうか。1本500円の傘でも10本失くしたら5000円です。それでも「まっ良いか」と言えますか。『千里の道も一歩から』の同じように考えられないものでしょうか。そうすれば、施設の玄関先から忘れた傘はなくなるのですが。