政治家さんのしかも農林水産大臣の現職の方の発言で、謝罪をしたり、撤回をしたりすれば大丈夫なのか。
『覆水盆に返らず』の意の如く吐いた言葉を無しにすることは出来ないと思っています。
しかも、米の高騰が続いている今、「何を考えているの」と言わざるを得ません。
国民の気持ちを逆なでする発言には耳を塞ぎたくなる思いです。
「『米は買ったことがない。売るほどある』とは国民を馬鹿にするにも程がある。」と言う事です。
(釈明と撤回要旨の中で)
【私自身は週に2回はスーパー回りをしており、定期的にコメを買っている。先週も買った。玄米で買ってほしいことを強調したくて、実態と違うことを言った。お騒がせしてしまったことは遺憾に思う。いただいたもので自分と妻の分はまかなえる量かもしれないが、足りなくなれば買いに行っている。政治資金規正法で禁止されている会社など団体からの寄付ではなく個人から私個人へのいただきものだ。売るほどあると言ったのは言い過ぎだった。講演会場が盛り上がっていて受けを狙って強めに言ってしまった。撤回というよりも訂正だ。正確性を欠いた発言だった。購入に困っている消費者の方々に配慮が足りなかった。】
以上の発言は『恥の上塗り』の様にとれる発言に私自身は『あんぐりです』「だってそうでしょう。」「米は売るほどある。」言っていた方が「定期的にコメを買っている。先週も買った」と言うのは「どこに真実があるの」と言わざるを得ません。
「足りなくなれば買いに行っている。」にも「どの口が言っているの」と言う感じです。
今回の米騒動で米の買い付けに失敗したJA(農協)の損失を助ける為に備蓄米を提供したと言われても仕方が無いくらいの密な関係だったと暴露しているようにも思えてくる。
今まで「減反政策はしない」と言いながら農協職員が農家を廻り減反政策に手を染めてきた現実を今須で米作を営んでいる複数の方に聞きました。
ところが最近の農協職員は「もっと作って欲しい」と比較的大規模な農家に頼みに行っていると聞いています。米に対する政策が思い付きでされて、一生懸命にお米を作られている方々を振り回すことは止めて頂き、安定した価格と数量になる事を切に願っています。