本日、和合1階で午後からカラオケを入居者さんと楽しんでいる時の事です。
最近ショート利用を開始された方で、前回の時に私が歌っている時にも結構に口ずさんでいるのを確認できたので職員に「歌ってもらえるのと違うの」と言うと「お誘いはしたのですが歌えないと言われたので」と言う事だったので「今日は絶対に歌って貰える様にします。」と宣言してからタイミングを見計らって「私と一緒にデュエットなら歌って貰えますか。」と投げかけて『銀座の恋の物語』をデンモクに入れてマイクを差し出すと「歌えるかな」と言いながらマイクを受け取り、出だしのパーツが女性からだったので「どうぞ」とばかりに手で合図をすると、これが本当に上手なのです。しかも男性のパーツになって私が歌おうとしたのですが結局全部歌って頂けたのです。「文字通り『能ある鷹は爪隠す』だなと思ってしまいました。
そして本日のカラオケでは「歌えません」と言われていたのですがデンモクで『銀座の恋の物語』を入れると素直にマイクを持って下さり、しかも椅子から立ち上がり全く上手に歌われて参加されている入居者さんも職員さんも大きな拍手をして「上手やね」との声があちこちから聞こえたので「もう一曲お願いします。」と言うと「ひばりちゃんを歌います。」との事だったのでデンモクで美空ひばりさんの曲を提示すると「『悲しい酒』にします。でも何十年と歌っていないので上手く歌えるかな」と言われたのですが、イントロが流れるとマイクをしっかり持って席を立って台詞も含めて全く上手に歌われました。そのフロアにいた職員から「台詞のところが情感一杯で凄かった。涙が出そう」とまで言っていました。つまり、掛け値なしに「上手い」と言う事だったと思います。歌われた方も満足そうだったので「また、聴かせて下さいね」とカラオケが終了してから声を掛けると目を輝かせている様に感じました。
事務所に戻る前に職員に「彼女は何者」と聞いたところ「主婦だったと聞いています」との事だったので私は「単なる主婦の歌いっぷりではないね」と話をしました。この方に留まらず素晴らしいものを引き出してより目を輝かして貰える様にして行けたらと改めて思った次第です。