令和7年3月10日
今年の冬から春にかけての天候です。
本来の流れは『三寒四温』と言うのでしょうが、今年に限っては(来年もそうなるかもわかりませんが)『三極寒四温』と言う言葉がラジオから流れて来た時には「う~ん、上手い事を言うな」と思ったものですから。今年の冬は、東京では「大雪」だと言うニュースが何度もあったかと(信じられない様な話ですが東京では3cmの雪でパニックになるので『大雪』と言う事なのですが)思ったら『20℃』くらいに一気に気温が上がったり、と言う事で気温の急降下、急上昇があり、文字通り『極寒』と言う言葉が似あう状況です。
最近の天気予報で気になったのは5月に『夏の陽気の気候になる』と言う事を言っていたので、「日本の気候で、春と秋が無くなって冬と夏だけになる」と言う言葉が真の様に思えてきます。もしも現実に冬と夏だけになったら・・・。春と秋に着る洋服は必要なくなるし、食べるものの中でも食べたくなるものが限定的になる様に思います。
日本にはきちっとした四季があればこその『風流』だと思っているので、現実に春と秋が無くなってしまったら日本人の感性も希薄になってしまう様で心配です。
岩手県の山火事もなかなか鎮火せずに大変な思いをされたのですが、この現象も異常な乾燥状態が続いたためだと思うと、今後もこの気象の変化についての対応もしっかりしていかなければいけないと考えています。東南海地震の確率も段々と高くなっている今、自然災害への備えを今まで以上にしていかなければと考えています。昔から「備えあって憂いなし」との言葉があります。先人の言葉を大切にしていく事にお互いに留意したいものです。