令和7年3月26日
昨日のコラムに書いた『3施設合同防災訓練』を実施しました。「和合の施設の東側にある揖斐川が氾濫危険水位である6.4mに達する見込みで大垣市から避難指示が発令された」との想定での訓練を実施しました。
10時30分に揖斐川万石水位局の水位が5.8mに達して大垣市より高齢者等避難命令が出たのを受け和合の施設長が東京出張中との設定だったので、10時35分に伊藤副施設長から和合の施設長である私の携帯に連絡が入ったので、『垂直避難準備』の指示を出し、『非常時持ち出し品リスト』により必要な物品を1階から2階に上げる事を粛々として貰いました。13時30分に万石の水位が6.4mに達したと言う事で再び、出張中の(あくまで想定です)施設長に伊藤副施設長から連絡を受け、盲養護老人ホーム『なごみ』に5名の入居者さんの受け入れを依頼すると共に本部施設に移動の為の車と感染症の備品の提供を支持する連絡をしました。私は東京出張中の出来事と言う想定なので私が和合の施設長として出来るのはここまでなので、これ以降は『入居者役』(要介護5の想定)に徹しました。と言う事で車椅子を押して貰って車への移動も職員の手でして貰いました。車を運転している時とは違う外の風景を見ながらも入居者さんになりきった時には何処に連れていかれるのかも不安になるので添乗の職員がしっかりとした声掛けをして安心して貰う事が大切だと切に思った次第です。(和合を出発したのが14時26分で和(なごみ)に着いたのは15時03分)和(なごみ)に着き私は車椅子のまま会議研修室に連れて行って貰う内に荷物の搬入も終えて貰って、取り敢えず受け入れの訓練を終えてから3施設で対応した職員での総括と今後への対応について烏野先生の進行で話し合いをしました。
私の意見としては他の施設への移動は夜には出来ないと言う結論でした。何故ならば、職員の確保も難しいし、車の運転も経験値の高い職員で無いと難しいとの理由からです。烏野先生からは次回は台風シーズン前に実施したいし、冬場の乾燥シーズンを想定しての森林火災による訓練もしたいとの事でした。『備えあって憂いなし』を全県的に進める為にも頑張って実行していきたいと考えています。