3月4日、中津川市にある特別養護老人ホームふくろうの杜にて介護支援専門員研修会が行われ、講師として当施設の水野副施設長が出席しました。以下の写真と文章は、ふくろうの杜のホームページに掲載されたものです。
3月4日、岐阜県老人福祉施設協議会東濃支部・介護支援専門員研修会をふくろうの杜、つくし広場にて開催しました。
「看取りケアプランにおけるポイント」と題し、関ヶ原市にある特別養護老人ホーム優・悠・邑、副施設長 水野貴子氏に講演をしていただきました。水野氏は社会福祉法人杉和会の理事であり特別養護老人ホームの看護師としてのお仕事もされています。また、岐阜県における「介護・看護連携による喀痰等医療的ケア」指導の第一人者でもあります。
東濃地域の特別養護老人ホームなどから35名の参加があり、ケアプラン作成の中心となる介護支援専門員だけではなく、事務・看護師・栄養士・生活相談員・介護士など幅広い職種に参加していただきました。看取りケアにおける各職種の役割と連携の大切さや尊厳ある看取りケアについて学びました。
また、優・悠・邑における看取りケアの取り組みの話は、入居者さんの居室にお日様のやわらかい自然な光が入るようにする等の生活環境整備や、ご家族に対しては月に1回写真入りの近況報告をしている等、今後のケアに大いに参考になる内容でした。
最後に看取りケア後の職員の振り返りのレポートを読みあげられ、職員間の連携が重要であることや湯棺と称し入居者さんが亡くなった後にお風呂に入っているというお話などを聴かせていただきました。親しみやすい話し方で「最期の最期までその人がその人らしく」という思いが伝わってくる研修会でした。