褥瘡対策委員会

9月委員会報告

(今月の取り組み)

〇褥瘡の状態、処置など(9/12現在)

本館1階・・・ロングショート→2名

・状態変わりなし。

・尾骨辺りに0.1㎝程の小さな傷あり、要観察。

本館2階・・・5名

・腸骨の褥瘡、先月と変わりなし。先月から仙骨に500円玉大の皮膚剥離(皮が薄くめくれている状態)

があり、その横に更に3.0×7.0㎝程の皮膚剥離が認められた。プロテインは摂取が難しくなってきたため

中止している。

・先月、臀部が赤くただれてしまっていたが、現在はきれいになっている。

・仙骨に3.0×3.0㎝程の皮膚剥離。清潔保持、保湿行っている。

・仙骨に1.0×1.0㎝程の皮膚剥離。清潔保持、保湿行っている。

・臀部と大腿部の境目辺りに2.0×3.0㎝の皮膚剥離。清潔保持、保湿行っている。

新館1階・・・2名

・傷の状態変わりなし。

・尾骨に0.5㎝ほどの傷あり。清潔保持、褥瘡パッドにて対応。よくなってきている。

新館2階・・・1名  入居時に褥瘡あったが、既に完治している。

〇涼しい日も出てきました。こういった季節の変わり目に体調を崩される事もあるかと思います。

涼しくなると食欲も出てくるかもしれませんが、体調を崩すと、食欲にも影響し、栄養状態が悪くなる

ことで褥瘡のリスクが高くなります。

これからは、乾燥に要注意です。夏場でも乾燥している方はいらっしゃいました。入浴後だけでなく、

肌の乾燥に気が付いたら保湿をするように心がけてください。保湿をすることで肌が強くなり、皮膚

剥離もしにくくなります。

また、拘縮の強い方、各フロアにいらっしゃいます。

1日1回は関節を伸ばすなどして、少しでも凝り固まった体をほぐしてあげることができるようにして

ください。褥瘡の予防にもつながります。

(来月の取り組み)

・10月1週~2週の間に委員会開催。状態報告など行う。

・状態観察。変化があれば、随時報告していく。

・ポジショニングの継続。

・保湿の強化