褥瘡対策委員会

8月委員会報告

現在の褥瘡の状態(R4.8.23)

本館1階・・・2名

・先月と大きな変わりなし 1日2回、看護師による処置褥瘡パッド保護している

・左大転子部褥瘡あり(0.3㎝大、深さ0.5㎝)看護師による処置ガーゼ交換

・1名治癒している。

本館2階・・・1名

・臀部に褥瘡あり

・1名褥瘡治癒している

新館1階・・・4名

・右くるぶしの褥瘡、先月よりも拡大している。足浴、処置継続。仙骨部の傷は治癒している

・臀部1.0㎝大の皮膚剥離あり。褥瘡パッド保護継続している。

・仙骨部より少し上の右寄りに0.5㎝大の皮膚剥離あり。排泄介助の度褥瘡パッド交換。

車椅子の座面、クッションを替え、様子みている。

・臀部左側に深めの傷あり。掻いたような傷がなかなか治らない状態。

褥瘡パッド保護。臥床時間設けている。

新館2階・・・1名

・臀部に小さい傷あり。オリーブオイルとガーゼ保護継続している。

○ポジショニングについて

現在のポジショニングが合っているのか検討する予定でしたが、出来ていませんでした。

先月も言いましたが、高温多湿は褥瘡には大敵です。汗をかいて蒸れる、皮膚がふやける、という状況が生まれやすい夏場です。そういった状況になることは致し方ない事ですが、その状況を放置さえしなければ褥瘡ができるリスクを回避できると考えて良いと思います。発汗したら着替える、拘縮があり皮膚同士が重なることがある場合は接触しないようにしたり、たまった汗を拭いたり。これらの何気ないケアが重なることで、褥瘡からは遠ざかることができるのではないでしょうか。気付いたことは後回しにせず、その場で解決して、入居者様が生活しやすいように整えていきましょう!

また、涼しい日も時々見られます。体調の変化にも留意していきましょう。

(来月の取り組み)

状態報告、処置方法の確認

・ポジショニングが必要な方のポジショニング方法の確認

I様について、座位時のポジショニング方法の確認を行い、職員間で統一できるようにしていく