褥瘡対策委員会

7月委員会報告

(今月の報告)

現在の褥瘡の状態

本館1階・・・2名

・先月と大きな変わりなし 1日2回、看護師による処置、褥瘡パッド保護している

・左臀部の褥瘡、改善している。

本館2階・・・1名

・両肩、手首、両足、腰部に褥瘡あったが、どれも処置継続によって改善してきている。

新館1階・・・2名

・右くるぶしの褥瘡 毎日看護師による処置継続 毎日足浴行っているため綺麗な状態で、少しずつ傷口が小さくはなってきているが、まだ完治はしていない。仙骨部に褥瘡あり。清潔にし、褥瘡パッド保護継続し良くなってきている。

・臀部に小さな傷あり。褥瘡パッド保護継続している。水疱は手足とも時々できてしまい、その都度保護している。足浴毎日行っている。

新館2階・・・1名

・臀部に小さい傷あり。プロペト塗布している。

新たに褥瘡ができてしまった人はいないようで良かったです。この調子で褥瘡をつくらないケアを継続していきましょう。

高温多湿は褥瘡には大敵です。汗をかいて蒸れる、皮膚がふやける、という状況が生まれやすい夏場です。そういった状況になることは致し方ない事ですが、その状況を放置さえしなければ褥瘡ができるリスクを回避できると考えて良いと思います。発汗したら着替える、拘縮があり皮膚同士が重なることがある場合は接触しないようにしたり、たまった汗を拭いたり。これらの何気ないケアが重なることで、褥瘡からは遠ざかることができるのではないでしょうか。気付いたことは後回しにせず、その場で解決して、入居者様が生活しやすいように整えていきましょう!

(来月の取り組み)

状態報告、処置方法の確認

・ポジショニングが必要な方のポジショニング方法の確認

本館2階 清水敏子様について、ポジショニングの確認と見直しを行う。

新館1階 中村タヅ子様について 褥瘡ができそうな状態ではないが、身体が前傾になってしまい座位が保てない。ポジショニング方法を検討する。