トランスファー研修委員会

4月委員会報告

【今月の委員会実施日時】

4月8日 20時半~ 参加者:2名

4月16日 19時半~    :2名

スケジュールが合わず、個別で委員会を行いました。

  • スライディングシートの活用について

まずは委員会メンバーにて介助時のスライディングシート活用の機会を増やす取り組みを行っています。今月行った委員会の際はその実施状況、忘れずに使用できているかの確認を行いました。

起床・就寝介助をメインとし、移乗介助を行う時にはシートの使用を心がけよう、という取り組みです。

使用すれば負担を軽減できるとわかりつつも、時間に追われると使うことを忘れてしまう場面もあります。癖になるぐらい使っていこうと思います。

  • 介助方法についての考え方

4月に入り新しい職員も入ってきました。自分の勤務している本館2Fにも看護学生のアルバイトの子が入りました。その時、何を教えたわけでもなく、自然と付き添い歩行ができていました。

聞くと学校でも歩行介助は付き添って行うようにと習うようです。以前より自分からもお伝えしているように、このようにトランスファーテクニックは特別なものではなく、学校で習うようなとても基本的な介助方法だということです。当たり前のことを当たり前に行えるのはとても難しいことですが、少しずつ実現できるようになるよう、地道に毎回委員会でも勉強しています。

<今回の勉強内容>

“負荷の大きな介助は不快感や痛みにつながる”

要点をまとめると「正しい姿勢を作ってから介助を行う」「介助者がきつい時は相手もきつい思いをしている」ということを資料を基に確認しました。ともに当たり前のことですが、後者のほうは改めて考えさせられるものとなり、自分たちの介助の負担を軽減することが入居者・利用者様の負担を減らすことにも通じるのではと学びました。

(来月の取り組み)

・毎月1回以上委員会の実施

・スライディングシートの活用。まずは委員会のメンバーで忘れずに使っていく。

・委員会実施時の勉強会の継続。