(今月の報告)
現在の褥瘡の状態(R6.3.19)
本館1階・・・褥瘡なし
本館2階・・・褥瘡なし
新館1階・・・1名:右第1趾の関節部の傷処置継続。他の指も関節赤くなっているところあり要観察。
新館2階・・・2名
・仙骨部に褥瘡あり。日に日に良くなっており、傷口は5㎜ほどで褥瘡パッド保護継続、両腸骨は発赤が継続しないように体位変換し対応している。
・褥瘡はないが、活気がなくなってきておりご自分で動かれる事がなくなっている。腸骨部の発赤が見られるようになっているため、体位変換し褥瘡予防行っている。現在は食欲あるが、今後の状況により栄養面でも注意していく。
・体調を崩される方が多く見られていましたが、新しい褥瘡の報告はありませんでした。
引き続き、褥瘡のない状態が続くように日々の観察とケアをお願いします。
☆褥瘡の早期発見、見るポイント☆
持続した発赤がある場合は、褥瘡の初期症状です。
赤い部分を指で押して、赤みの変化を見ましょう。赤いままであれば褥瘡です。指で押して、白く色が変わる場合は一時的なものなので、その赤みが持続しないように体位変換をするなど、早期に発見して対応していきましょう。
(来月の取り組み)
状態報告、処置方法の確認
・乾燥対策。入浴後には必ずオリーブオイルかプロペト(その他保湿剤)で保湿し皮膚を保護。
皮膚剥離など傷ができにくい皮膚をつくっていけるよう取り組む。(継続)
・適切な体位変換の実施