【北欧式トランスファーの基本的な考え方】
①持ち上げない
②利用者の積極的な参加
③自然な動き
④摩擦
⑤傾斜
⑥てこの原理
⑦太極拳のようにしなやかに
④摩擦:物理的な原理
椅子にすわっている人やベッドに横たわっている人を動かそうとすると、接触面に摩擦が生じてスムーズに動きません。そのため、北欧式トランスファーでは、じゃまな摩擦は、できる限りへらすかなくすことを考えます。
また利用者に積極的に参加してもらい、手足を踏ん張ってもらいたいときは、逆に摩擦を強めることを考えます。ちょっとした小道具を使うと、これが楽にできるのです。
引用:小島ブンゴード孝子著 北欧に学ぶやさしい介護——腰痛を起こさないための介助テクニック—— 株式会社ワールドプランニング P13.142
(来月の取り組み9
北欧式トランスファーの基本的な考え方の理解を深める