褥瘡対策委員会

1月委員会報告

○現在の褥瘡、処置など(1/10現在)

本館1階・・・褥瘡なし

本館2階・・・2名

・皮膚剥離は治癒。褥瘡パッド保護はしており、経過は良好。

新たに、右踵に2.0×2.0cmの褥瘡。黒い状態。

身体状態あまり良くなく、食事摂取も日によってまちまち。

右腸骨に2.0×1.0cmの褥瘡ができ、現在は治っている。

・左腸骨に3.5×2.0cmの褥瘡。中心部が出血している状態。

臥床時のポジショニングを考え、写真を撮り居室に貼って周知できるようにしている。

食事摂取が日によってまちまちで、食事形態も変更し食べられるものを食べていただき

栄養をとっていただくようにしている。

新館1階・・・1名

・褥瘡処置継続。傷口に大きな変化はみられず、浸出液もなく状態は悪くないが

ポケットは依然大きく治りは悪い。

食事摂取が日によってまちまちで、栄養補助食品も取り入れてたべられるものを食べて

いただいている。

股関節の拘縮がすすみ、右下肢が内転している。ポジショニングが不十分の可能性もあ

る為、再度見直し徹底していく。

新館2階・・・1名

・臥床時間を設けたことで皮膚剥離も治癒。

しかし看取りである為身体状態は悪い。肌も弱く皮膚剥離起こしやすい為、今後も常に

注意が必要。

低栄養状態の方が増えており、褥瘡もできやすくなっています。食事の摂取量の低下が顕著な方に対しては、褥瘡のリスクを考え早めの対応をにしていく必要があります。介護計画書を更新時期だけでなく、状態が変化してきた時に見直し、食事の対応や活動内容や臥床時座位時それぞれのポジショニングなど、早急にプランを考え対応していくよう、各担当者をメインによろしくお願いしたいと思います。

~今年の委員会活動について~

食事の摂取状態の悪い方、尿失禁便失禁の多い方、入浴後の乾燥予防など、それぞれの場面で、他の委員会の協力も得る必要がありますので、今年1年は他の委員会との連携をテーマに委員会活動をすすめていきたいと思います。よろしくお願い致します。

(来月の取り組み)

○褥瘡の状態観察、処置の継続

○拘縮の悪化を防ぐポジショニングの実施

○2月中に、褥瘡に関するケア計画書の更新を行なっていきます。