地域貢献委員会

第5回 介護者教室「オムツの上手な使い方」

デイサービスセンターえりかの里:北島賢治

平成30年3月24日に、第5回介護者教室を開催しました。今回は、オムツの上手な使い方をテーマに行いました。

前半は、オムツを取り扱ってみえる山本企画の林部長を講師にお招きして、オムツやパットの基本的な知識を参加者の方に学んでもらえるようお話をして頂けました。林部長が、分かりやすく丁寧に話してもらえたことでアンケートの用紙に「大変参考になった」と記載される方が多くみえました。ドラッグストアーなどには色々な種類のオムツが販売されているため、購入される際に悩んでみえた参加者の方がみえて林部長の説明が参考になったと言われる方もみえました。

後半は、当法人の排泄員会の伊藤委員長にオムツの当て方の実演を行ってもらいました。オムツの正しい当て方だけではなく、ベッド上でのスムーズで簡単に身体の向きを変える方法なども実演させてもらいました。当法人のスーパーバイザーの佐藤先生にもサポートしてもらったことで、参加者の多くの方が夢中になって実演を見てもらうことが出来ました。

最後に参加者の方に質問や疑問などをお伺いすると、色々な意見を頂くことができました。普段介護されてみえる方が、介護に対する不安や不満などを言ってもらえたことで、「介護は心(介護される側)と心(介護する側)です。」と他の参加者の方が最後にまとめられた際には、自分自身が感動してしまいました。介護者教室を開始して3年目の最後の教室で、自分が理想としていた教室に近づくことが出来ました。

教室の片づけの際に、なぜか三年間を振り返った自分がいました。いつも熱心に参加してもらえる方や、講師を行ってもらえる職員と業者の方などに感謝の気持ちになりました。施設長に言われている「介護者教室に1名でも参加してもらえている限り絶対に継続しなさい。」との言葉を裏切ることなく、これからも利用者様の家族さんや地域の方のために役立つ教室を開催できるよう努力していきます。そして、今年の7月には今までにない介護者教室の開催を夢見て…

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