議題①食事について
12月に食事説明研修を行いました。目的としては、視覚障碍者の方へ食事のメニューを楽しんでいただくため、器の形や、メニュー内容を、職員がアイマスクをしてメニュー説明を受け、どのように感じたか体験を行いました。
グループワークで意見交換をしたことで、多くの気づきが得られそれぞれが意見を出し提案できる場にもなりました。ワークシートを利用し良い点、改善点、疑問点、など具体的な提案をたくさん出されました。例えば、・器の形の言い方がばらばらであった。・お肉が何のお肉か説明が欲しかった。・メニューの説明が長いと料理が冷めてしまう。・難聴の方への聴きやすい立ち位置を考える。・トレー内にある器の位置説明が、上下・奥・手前など、それぞれ言い方が違い分かりずらい。・小鉢に入っているものの数を教えてもらえると分かりやすい など・・
また、視覚障碍の方がどのように認識してされているのか伺ったところ、『なみなみ』がどのような形をしているのか見たことがないので言われたように覚えた。なみなみと言われて、なみなみの形を見つけてわかった。凸凹の形をしているので凸凹で覚えた。など、視覚障碍者の方はそれぞれ違った覚え方で理解されてみえました。今後は、提案された内容をまとめ説明が分かりやすいマニュアル等を作成し、充実した食事時間が作れるよう支援していきます。
議題②入浴について
目的・・現在、機械浴を使用している方で、一般浴へ移行の検討を行い、自立に向けた支援を行う。
利用者様の身体機能が一時的に低下していたため、現在まで立位保持、歩行状態を観察してきました。職員の優しい声掛けにより少しずつ本人の意欲も向上し車椅子の自走、手すりでのつかまり立ちもスムーズに出来ています。一部介助ですが、手すりでの伝い歩き、立位保持が可能で両下肢の股関節可動域の範囲が広くなっているため、一般浴に切り替えて、『自立支援』と『ご本人様の出来ること』が増える嬉しさや、楽しみに繋げていきたいと考えています。但し、入浴時は事故リスクが高いため、安全面を最優先して行っていきます。