令和2年9月29日
高校3年になり、殆ど学校に行けなかった子が夏休み期間中に職場体験で本部施設に来て、3日間と5日間の体験をして、結局夏休みが終わってからも学校へ行けず、ハローワーク等に行き自分なりにあがいて、覚悟を決めて再び本部施設の門をくぐり、9月14日から職員となり2週間が経ち、本日19時からの全体会で正職としての辞令を理事長である私から職員の前で渡す事にしてます。施設で職員になって、ちょうど2週間が経過した今、本人の気持ちを職員の前で発表させる事を事前に伝えておいたので、全体会までの時間はどんな気持ちでいたのかを興味を持っています。職員になった子のかつての指導者の方にはスマホで動画を撮り明日にでも送信するつもりでいます。(今20時14分全体会を終えて家のお風呂に浸りながら、結果報告をします。)全体会が19時に始まり一番最初に辞令を渡すのですが、事務長から名前を呼ばれて緊張気味に理事長である私の前に立ち私が読む辞令書の一字一句をしっかり聞いて手渡された辞令書を大事に持ち、私が2週間の感想と今後の思いを語るように話をすると、辞令書をどこに置こうかとうろうろして・・・。それはそうでしょ。だって打ち合わせなしなんだから。でも、堂々と今後の頑張りも含めて話することが出来、職員のみんなから温かい拍手を受けました。そこで私は理事長として、「鐵は熱い内に打て」との格言がある通りみんなでわからない事は教えてあげて頑張れる職員にして貰うと施設もより良くなっていくと思います。」と話しました。この間の出来事を吉田部長がスマホでしっかり撮ってくれたので、ばっちり撮れた動画をかつて施設で指導して頂いた先生に送信したら、かつての先生はどんなにか喜んで頂けるかと思うと私自身も嬉しくなります。自分の事のように喜べる自分がいる事に喜びを持てる事は何と幸せな事か。そして、この新人職員が辞令伝達の後に全国老施協会長の15年表彰を私の代読手渡した坪井部長のように経験を積み、経験年数と受験資格としての学習を終えて介護福祉士の国家資格を取り、かつての施設に錦を飾り、尚且つ、当法人にとってなくてはならない存在になり自信に満ちた人生になることを願っています。だから、彼の挨拶の後で私は「最初からばりばり出来る者などはいない。一生懸命に学ぼうとすると同時に学ぼうとするものに温かいエールを送れる事こそ、施設全体の底上げになる。」と話をしました。リピーターの皆さん一歩いっぼですので、温かく見守っていて下さい。