理事長コラム

雪の話の色々をします。

私の記憶には無いのですが(多分2歳の頃)、アメリカ軍が駐留していた頃に大雪が降り、その頃の国道は道幅が狭く積雪の中で対向出来ない状況があり我が家の前で停まったままの車が3日は動かなくて、その中の1台が駐留軍の車であり、私の父がアメリカ軍の方を家に招き入れ、寝食を提供したそうで、道路の車が動く様になって世話になったお礼にと置いて行かれた滅茶苦茶大きな毛布が家の押し入れにあるのを見ては父からその当時の話を聞いたものです。

現在、3日も車が停まっていたら大きな社会問題になるのでしょうが、その頃は「我慢するしかないな」と言う事だったのでしょうか。

高校時代の話をします。その時も国道21号線は車が動かなくて、関ケ原駅まで歩くしかなくて同級生と一緒に車の間を縫って歩いて行くと改札口の所に「高校は休校です。」との掲示があり、今度は家に向かって歩く事になりました。50年以上前の事ですから当然の事ながら携帯電話なるものはありませんから「ラインで連絡」等と言う事はないので「仕方がないな」と言う事だったと思います。

大学時代にも大雪が降り、雪の重みで家が「ミシミシ」言い出した時に父進が「明日は朝から大屋根に上って雪下ろしをせなあかんな」と言われ翌朝は青空の中梯子を使って大屋根まで上がりました。我が家の西側は川があり、川の方を見ると「ゾッ」とする様な高さに緊張したのを今でも覚えています。その後も何度か大屋根まで上がり雪下ろしをしました。私が父親になり中学生になった子どもと一緒に雪下ろしをした時には2階の屋根から雪の中にダイブしたのも思い出深いです。

最近はそこまでの雪は降らなくなりましたが、本日入職したネパールの男子に「雪は降るのか」と聞くと「知りません」との事だったので「温かくして頑張ってね」と話をしました。リピーターの皆さん、雪は楽しみでもありますがほどほどにして欲しいです。私は先週車のタイヤをスタッドレスタイヤにしたので大丈夫と思っていますがお互いに気をつけましょう。