令和2年11月6日
14時30分から視覚障害者福祉協会の4人の役員さんと、設計をお願いしたデザインボックスの社長さんを含めて3人と施工をお願いした岐建の監督さんと法人側から私を含めて6人の総勢14人でハード面の検討をさせて貰いました。そして具体的には手すりの高さを通常より少し高くした方が良いのではとの話が出て、本部施設の手すりは80㎝なのですが5㎝位高くしたらとの結論になりました。その理由は手すりが低いと背筋を伸ばして歩けないので猫背になるからとの事でした。2つ目には「あまり至れり尽くせりにするといつまでも自分で出来る事がいつまでも出来ないのでルールを決めて頑張って生活出来るような考え方で良いのではないか」との力強いご意見を頂き、「当法人の考え方はそのような考え方です。」とお答えすると会長さんから「その考え方で良いと思います。」と言って頂きました。その後デザインボックスからの資料提供を受けて入居された方の動線を考えると手洗いをする所が効率性に欠けるとの事で各棟の食堂にそれぞれ2箇所づつ設置することになったので、設計変更を監督さんに直ぐに連絡して貰うと「後2日遅かったら対応出来なかった」と言われ私は思わず「滑り込みセーフ」。意見交流が一段落して、『優・悠・邑』に続く名称について多くの応募があった中で参加者全員で検討した結果『優・悠・邑 和』(ゆう・ゆう・ゆう なごみ)に決定しました。『和』の字をつけられた方は盲学校の先生で尚且つ視覚障害者福祉協会副会長の方で、前会長さんの名前にちなんでつけられたとの事。名付け親の方は当法人『杉和会』にま『和』が有ることを意図されたかは定かでありませんが『なごむ』は今回の施設のイメージにぴったりだとの思いを皆さんが持って頂き全員一致で決めさせて頂きました。名称も決まり視覚障害者福祉協会の方を車までお見送りをして、デザインボックスさんと岐建の監督さんと法人で進捗状況についての話し合いをした後、現場事務所に移動して話し合いがしたいと岐建の監督さんからの提案があり、現場事務所に移動して監督さんが現場に設置してあるカメラを駆使しての説明とドローンの映像も見せて頂きより具体的に説明を聞いていて、建て方は12月1日の友引にする予定で急ピッチで作業が進んでいるとの説明に頭が下がる思いでした。リピーターの皆さん。今年は昨年とは違い雪が降るとの予想がなされていますが、良い天気に恵まれて来春には立派に完成することを祈って下さい。