理事長コラム

花魁のカツラ合わせと衣装合わせのお話をします

令和5年12月28日

昨日山崎ていじさんをお見送りしてから、花魁(おいらん)のカツラ合わせと衣装あわせに、聖はじめさんと花魁の格好で踊られる方が来て下さった事についてお話します。

「何故理事長自ら花魁なの」との話しからします。その話は、4年前の山崎ていじを招いてのクリスマス会が非常に盛り上がり、クリスマス会の終了時に私が司会者のマイクを取り上げて「来年も山崎ていじさんに来て貰いますが、その時に私が花魁になって乱入します。」と言ったで、年が明けて聖はじめさんにカツラ合わせをして頂いたのですが、コロナウイルス感染症対策の為に実現出来ていなかったので、12月になってからは「今年こそ花魁をやる」と誰かれなく宣言していたのですが、『一日遅れのクリスマス会』が近づくにつれて、当日の流れをイメージすればするほど「私が花魁の準備で浮かれている余裕はない。」と言う気持ちが強くなり、聖はじめさんには「年明けにするから」と連絡しておいたのが、昨日の聖はじめさんと花魁らしき人とのカツラ合わせと衣装あわせだったのです。

先ずは聖はじめさんに頭を覆う帽子の様な物を被らせて貰い、その上で額の所にテープを滅茶苦茶強くグルグルに巻いて貰い、その時点で鏡を確認すると、目が少し吊り上がっているのが分かりました。「これで見栄えが良くなるぞ。」と思った次第です。次にカツラを被らせて貰ったのですが、「結構重い」と正直に聖はじめさんに言うと、「これに飾りをいっぱい付けるので、もっと重くなりますよ。」と言われて「花魁になると言うのは大変だね。」と言うと「1時間もそのままでいたら頭が痛くなりますよ。」と聖はじめさんに言われて、プレッシャー状態に陥りました。衣装を着せて貰う為に立ち上がると、真っすぐに立っているつもりでいても『頭でっかち』状態でフラフラでした。着物を何枚か着るのですが、私のお腹は人一倍なので普通の人なら白い紐が二重には届くのですが二重には出来なくて、一重での結びになり何度もやり直して貰いました。花魁らしい帯を結んで貰う時も、悪戦苦闘して頂き着付けをして頂くのが申し訳ない想いでしたが、何とか衣装を着せて貰い鏡で自分の姿を見ながら「小梅太夫よりはましにしてよ」と聖はじめさんにマジでお願いしたら「綺麗に化粧しますので大丈夫です。」と言って頂きました。

そこで、私の花魁の日取りを年明けの2月4日の日曜日に決めましたのでリピーターの皆さん、良ければ怖いもの見たさでも結構ですので来て頂けると嬉しいです。勿論その日は「聖はじめ一座」による聖はじめさんによる歌(聖はじめさんは名古屋音大声楽家を卒業されているのです。)と鵜飼船で踊りを披露する大学生に踊りの指導をしている方による花魁での踊り、今は『セクシー 田中さん』で有名になったベリーダンスもある盛りだくさんです。私が花魁になるのはグリコのおまけ程度のものですが何度も言いますが「怖いもの見たさで行くのも一考」と思われるリピーターの皆さんも是非に来て頂ければ・・・。