理事長コラム

本日も岐阜新聞の記事からです

令和7年12月22日

岐阜新聞一面の大見出しに『訪問看護、全国調査へ』『厚労省 不正請求で来月から』が目に付いたので興味深く記事を読みました。この問題はかなり前から呟かれていながら厚労省がなかなかメスを入れなかった問題ですが「ようやく重い腰を上げたのか」と思いました。記事の冒頭【ホスピス型の有料老人ホーム入居者や、精神障がい者を対象にした訪問看護ステーションに対し、厚生労働省が健康保険法に基づき来年1月から全国一斉に調査を始めることが21日、関係者への取材で分かった。訪問看護を巡っては、不正・過剰な診療報酬の請求が横行していると指摘され、医療・介護業界で問題になっていた。

厚労省は不適切な事業者には報酬の返還を指導する考えだ。(中略)末期がんや難病患者、精神障碍者への訪問看護は医療保険が適用され、高い診療報酬が得られる。そのため①必要以上に訪問回数を増やす②数秒~数分間の訪問なのに30分いたことにして報酬を請求する・・・といった手法が拡大。昨年以降、共同通信の報道で大手を含む複数の事業者が不正・過剰な請求をしていた疑いが明らかになっていた。】との記事に続いて18面(社会面)には『訪問看護処分にハードル』『性善説前提でルール曖昧』『指導監査部門は人手不足』の見出しが躍っていました。

この見出しは私が訪問看護で日頃思っている事がコンパクトに書いてあると思いました。不正を行っている事業所が不正に得た報酬を原資にして高い給料を支払う事によって本来働くべき病院や介護事業者の人手不足の原因にもなっているように思います。但し、一部悪徳な事業所の為に適正な事業所の経営が出来なくならないような仕組み作りへの配慮も大切に思います。『福祉の性善説』は決して悪い事では無いものの、その事を悪用する事業者が存在していること自体情けない話だと思っています。性善説を悪用する事業者には撤退して頂くべきだと思っています。

当法人では今まで以上に『地域のニーズに合わせた運営を』そして入居者さんにとって『今日一日楽しかったよ』である様にもっともっと頑張っていきます。当面は23日24日のクリスマス会及び29日30日の餅つきをしっかり楽しんで頂ける様に頑張っていきます。と考えていたら、今ほど新年1日2日のお屠蘇会の相談に職員が来たので全く忙しい年末年始になりますが動き回れるのも健康であればこそと神仏に手を合わせるばかりです。