朝起きようとしたら身体中が鉛の様に重いのです。腰辺りは鉄の腹巻きをしているようで、足は鉄の鎖を付けているようで、頭もヘッドギアをしているように重いし、とにかく最悪でした。「何でだろう」と考えていてふと思い当たるのは1月24日に関ヶ原を中心に襲ったゲリラ雪で当日は2時間近くかかって和合の施設に行き、本部施設が心配だからと12時30分に和合の施設を出て渋滞に巻き込まれては道を変えて最終的には本部施設どころか家にも着かずに結局17時30分に和合の施設に戻り、和合の施設に泊まり、次の日には朝6時に目覚めて施設の玄関先の雪をどけ、「我が家の雪もどけなければ」との思いで和合の施設を15時30分に出て我が家の屋根から落ちた(例年の雪とは違い早くに屋根から落ちました。)重い雪を川に捨てる作業をして、翌日も家の前の道路を拡げる為(車がすれ違いが出来る様に)雪解けをしたのです。
24日は雪の中をトータル7時間運転して、25日と26日には雪解けをしたのが今になって体の変調になっているとしたら無理をしてから1週間が経過していると言う事ですからトホホの話しです。だって若い時には体にダメージがあった時は直ぐに体が痛くなると言うから。1週間後の変調は正に「歳・年・とし・トシ」と言う事でしょ。
明日は私自身が花魁にならなければいけないのに大丈夫なのかと一抹の不安があります。と言うのは、昨年の暮れにかつらあわせをした時に頭がフラフラする位にかつらが重かったし、その時にかつらあわせをして下さった聖はじめさんの話では「まだまた飾り物を付けるのでまだまだ重くなりますよ。」との事だったし。
少し話がずれますがお付き合いで会食をしたときなどは苦手な食べ物が出た時にも美味しそうに食べながら呑み込む芸当が出来るのです。その真骨頂が私よりはるかに格上の方達とフランスに行った時に「若山さんエスカルゴ美味しいから食べなさい。」と言われて目の前に出てきたのはどう見てもカタツムリです。私は唾を一杯溜めて飲み込んだのを今も鮮明に覚えています。何が言いたいかと言うとそんな時には嫌な顔をしない対応が出来ると言う事です。だから、きっと明日は重いかつらも衣装もしっかり着てお化粧もバッチリして貰う事になると思います。そして、入居者さんの驚きと笑顔が見られる事を今から楽しみにしています。