令和6年9月29日
彦根市内に入り高野山東福寺に行く前に、早い時間でしたが(17時)『餃子の王将』で夕食を頂き(中華そば、キムチチャーハン、餃子・・・お店に入ると食べ過ぎなくらいに注文してしまいましたが完食しました・・・。)東福寺の駐車場に入ろうとしたところ、いつもは人が立っていることが無いのですが、駐車場の手前で車を停められました。「どうしたのですか」とお聞きすると「本日の護摩炊きは外で行いますので、お寺の上の所にある道路沿いに移動して下さい。」と言われ改めて車を停めてからお寺に行きました。お寺に着いて理解したのは、先般千巻経でお世話になった滋賀信行会のメンバーの方がおおぜいみえていたので「滋賀信行会の協力を得て、外で行うのだな」と言う事で、いつもとは違い受付があり、青年会のメンバーが受付を担っていました。
受付を済ませ護摩木に願い事を書き、椅子が準備されていたので座っていると、蚊の集中攻撃を受けたので滋賀信行会の内藤会長に「蚊が元気なので早く初めて蚊がいない様にしてくれよ」等と冗談を言っていると、間もなくして住職の静慈彰さんと2人の伴僧の方がリンを叩きながら入ってみえて、護摩供養が始まりました。いつも以上に丁寧なお経があり、(蚊に刺されたのが痒くて長く感じたのかも知れませんが)いよいよ蠟燭の火からドラム缶に火が移され、燃え盛る火の中へ参拝者が護摩木にそれぞれ願い事を書いたのを入れていきます。私も法人への願い事法人に関わる皆さんの健康を、そして私自身の健康と家内安全の願いを書いた護摩木を燃え盛るドラム缶の中に1本1本願いを込めて入れさせて頂きました。
皆さんの護摩木がドラム缶に入れられる間は、不動明王さまのご真言である「のうまくさまんだ ばーざらだんせんだりまり そわか」を無心に唱えさせて頂きました。その間にドラム缶の中での火の勢いを凝視していると、龍の形になっているのを目の当たりにして「思いは通ずる」と思った次第です。昨夜の出来事を午前中に行った和合の3階のお参りに参加された入居者さんにお話しすると、真剣に聞いて頂けたのは本当に有難かったです。リピーターの皆さん、私にはこの様な形で拠り所がある事に感謝しています。