理事長コラム

施設のお餅つきについて語ります

令和6年12月22日

19日、20日に3施設において山崎ていじを迎えてのクリスマス会を終えて「ほっ」とする時間もなく、お餅つきの企画についての打ち合わせをしなければいけません。29日には本部施設で、30日には和合の施設において餅つきが実施されるからです。先ずは入居者さん、利用者さんが安全で尚且つワクワク感を持って楽しんで頂ける為の配慮をしなければいけないと思うと、打ち合わせも大切なことだと考えています。

私が中学生の頃までは、私の生活拠点である今須では年末になるとあちらこちらの家で「ぺったん、ぺったん」と言う音が聞こえていたのですが、高校生になった頃から『餅つき機』なるものになってきて、今では殆どの家ではスーパーマーケットなどで完成されているのを購入するようになっているようです。家でお餅つきがされていた頃は、学校に行くと「今朝お餅を8個食べた。」と言う同級生がいると「僕は10個食べたぞ」と言う同級生がいて、私は「5個しか食べていないので恥ずかしい」と思った事を思い出しています。

そこで、昨日本部施設4か所で行われたお参りの時も、和合の施設において午前中行った3階でのお参りの時も、皆さんと共にお経を唱えた後の私のお話で「私が中学生の時までは、あちらこちらの家でお餅つきの音がしていたものですが、今は皆さんスーパーマーケットで買われているようですが、施設ではぺったんぺったんと突きますので楽しみにしていてください。」と話をしました。この様に話題提供をすることによってワクワク感が増すと思っています。

日本の年末の風物詩がどんどん無くなっていくのに寂しさを覚えているのですが、「施設では頑固に実施している」と言う事が『回想法』になり、勿論何より入居者さん、利用者さんに笑顔を頂けるのが最高だと思っています。