令和6年9月22日
9月16日の神輿行進に引き続いての笑福亭伯枝師匠による落語会に始まり、本日が敬老週間最後として『千巻経』を本部施設本館の仏間で開催しました。千巻経は平成10年の事業開始の年から毎年開催しているので、27回目の実施です。これだけ続けて行えるのは、滋賀信行会の内藤会長のご理解を頂いて、滋賀信行会の会員の方々の参加を得てのものです。今年のメンバーは、9月13日から連休を利用して殊の外熱い中を、四国巡礼の歩き団参に参加された方が中心になっての参加だと聞いています。
『千巻経』とは、参加者皆で般若心経を千巻唱えると皆さんの願いが叶うと言うものです。本部施設でのお参りですから、特別養護老人ホーム『優・悠・邑』及びデイサービスセンター『えりかの里』に関わる皆さんの幸せを願ってのものです。私が初めて滋賀信行会による四国歩き団参に参加したのは、高校2年生の夏団参からです。その頃の団参は滋賀信行会本部から長浜駅まで歩いて普通電車で大阪に出て船に乗り、高徳線で坂東と言う小さな駅で降りてと言う文字通り「これまた修行」の様な旅で、勿論全て歩いての行程だったと記憶しています。私の生き方はここから始まったと言っても過言ではありません。(それまでの私は何をするにも人任せだったように思うので。)
四国団参に参加したことにより「人の為になる事の尊さ」を知ってからは、何事にも積極的に出来る様になったと思っています。13時30分スタートの予定だったのですが、米原支部の会員の方は13時前に来て下さり、13時30分のスタート時には滋賀信行会会員の方が18名も来て下さり「本当にありがたいな」と言う事で、千巻経を始める前に家族会会長の吉田会長から米寿祝いの4人の入居者の方に賞状を手渡して貰い、改めて理事長として開会の挨拶と吉田会長からも挨拶を頂き引き続き、内藤会長から千巻経の意味をお話しして貰ってから、内藤会長の導師で初めて頂きました。
般若心経を21巻休憩なしで唱えて頂いたのですが、入居者さんも利用者さんもしっかり参加して頂けたのは凄いことだと思いました。千巻経終了後に、滋賀信行会の方は地域交流ホールに移動して貰い、施設の概略を話させて貰い無事に千巻経の企画も終え、1週間通しの敬老週間の企画を終了出来ました。改めて本部施設職員の頑張りに感謝です。









