令和7年5月7日
夜には強い雨が降ったりして、朝5時過ぎに起きて外を確認して「青空が見えている。最高のタケノコ祭り日和。」と思って、いつもの様にお参りに出掛けました。そして9時前に本部施設に行くと、玄関ホール内にある喫茶コーナーでは、若園管理栄養士を中心に、タケノコの提供者である村瀬主任、デイサービスの桐山CWが包丁を手に味噌汁とご飯の中に入れる具材を刻んでいてくれたので、「包丁さばきが上手」等と軽口を言って感謝の意を示しながら、本日の段取りを確認しました。
本部施設の職員はそれぞれの役割が理解されているので、「私の役割は薪への着火式と火の番で大丈夫だ」と理解して、ゆったりとした気分に浸りながら着火前にコラムの原稿を少し書いています。後はドキュメンタリーな形で、タケノコ祭りの原稿を進めていきたいと思っています。
「私の役割は火の番」と思ってはいても、じっとしている事が出来ない性分なので、一つひとつ具材の確認をしながらウロウロしていて「かえって邪魔になってはいけない。」と考えて、事務所に戻り再びコラムの追加をしながら10時の着火式まで事務所で待機しています。
10時になり、大きな釜と鍋が隣り合わせにセットしてある所に行き、お酒を振舞い(鬼殺し)それぞれ1本の薪に着火剤を付けて、上手に水野係長が井桁の形に薪を組んでおいてくれたので、それぞれ上手く燃え上がりました。そのタイミングで入居者さんが順番に見学にみえて、準備したお茶とお菓子を楽しんで貰いながら「寒い」と言われる度に「鍋の中に入る」と言うと、それぞれの入居者さんが異口同音に、しかも大真面目な顔で「そんなことしたら火傷してしまう。」と言われながらワイワイとした時間を過ごしました。
大釜の方は、10時50分に蓋を開けて確認すると、水分が丁度無くなったような状況だったので「あとは薪を追加せず蒸すだけにしよう」と判断して、様子を見る事にしました。11時になり、大鍋に赤味噌を順次入れながら味噌の濃さを確認しながら「まだまだ入れなければ」「ここに豆腐が入るので、もう味噌を少し入れなければ」と私が満足する濃さになるまで味噌を追加して、11時30分に出来上がり、大皿に本館1階、本館2階、新館1階、新館2階、デイサービスと山盛りに盛り付け、次にそれなりに大きな鍋に味噌汁を入れて、勿論残りの分は職員に食べて貰える様な量になりました。
鍋に味噌汁を入れ替えている時にも入居者さんがみえたので、紙コップに味噌汁を入れて差し上げ「熱いで気を付けてね」と言いながらお渡しすると、これまた異口同音に「美味しい」と言われたので「お昼ごはんで一杯食べて下さい。」と言うと、これまた異口同音に「楽しみや」と言いながらそれぞれのフロアに戻られました。私はご飯も味噌汁も頂いたのですが、自分で言うのも可笑しいかも知れませんが「今回の筍入りのかやくご飯(炊き込みご飯)の出来は最高や。味噌汁も美味い」と思った次第です。(お焦げもあまり無い様に本当に上手に出来ました。)本当に皆さん美味しかったのだと思います。
フロアからは「もう少し量を増やしても良かったのでは」との意見が出ましたが、ちなみに前回より1キロ多くしたのですが・・・。「う~ん。こんな気分は最高だぜ」と言う事でリピーターの皆さんタケノコ祭りのレポートを終わります。














