理事長コラム

コロナ感染症対策の一貫で中止していた本部施設『カフェ邑』(認知症カフェ)を再開しました

令和年1月23日

一旦中止したものを再開するとなると、結構なエネルギーが必要でなかなか再開出来なかったのですが、来年度からは本格稼働することにして本日、試行的に実施して参加される方の要望も参考にしながら、4月からの本格稼働に向けて実施していきます。

かつて『カフェ邑』に参加して頂いていた方の中で、10時開始にも関わらず9時30分には早々とみえる方があり、地元の方々の期待度が伝わってきたので思わず「ありがたいな~」と思った次第です。

今須地区(旧不破郡今須村)はかつて1か所だけですが、点滅とは言え信号機があったのですが、その信号機もいつのまにか撤去されてしまい、信号機もない地区になってしまっています。国道21号線の通りに唯一喫茶店があり、地元のサロンの様な存在になっていますが、単なる喫茶店のサロンでは無く、健康維持や健康管理は勿論の事、特養とデイサービスのノウハウとハードを駆使して、参加されている方が喜んで頂いて、本日の参加者は8人でしたが次第に参加者も増えて来て、文字通り地域貢献が出来る様な展開にして行けたらと考えています。

国の施策として始まった本筋は「いつまでも健康を維持して貰う為」と言う事で始まり、そのことの象徴として、最近では『フレール』と言う言葉を度々聞くことがありますが『フレール』の意味を日本語にすると『虚弱な』と言う意味で『健康な人と要介護人の間』『介護になる一歩手前』の状態の事。と言う事で、フレールの状態になる前に当施設に足を運んで頂き、時には相談にも応じますし、フレール予防のためのメニューを実施していく事によって、施設の敷居を低くしていく事は大切な事だとも考えています。

今後はより充実な展開にしていき、フレール予防の地域の担い手として頑張って行きたいとも考えています。リピーターの皆さんの中で、参加されたい方は是非参加して下さい。