理事長コラム

『蚊』

令和2年9月1日

以前に、ある職員から「理事長コラムのタイトルが長すぎてタイトルのスペースからはみ出てしまいますよ」と注意を受けた事があったので、今回のタイトルは『これ以上ない短さのタイトルにしました。どうだ、素晴らしいだろ。』といきなり訳の分からない内容から入ったのは暑さの性ですかね。でも、本日の東京の最高気温は30℃に届かなかったと騒いでいるようですが(一部で)心配することはありません。明日からの予想気温は2日(31℃)3日(33℃)4日(32℃)ですから。しかしながら、連日のように35℃を超える日は無いようなので、厳しい酷暑の状況は脱したようです。(なかなか本題に入らないのが私のコラムですのでご容赦ください。)気温は本日のタイトル『蚊』と密接に関係しますので・・・。

と言うのは、今朝のテレビ番組の中で「蚊は夏の風物詩のように思っていたのですが、実は9月になってからなんですね。」と言われて、私的な想いを言えば、夏の風物詩の一番は『蚊』ではなくて『盆踊り』だと思うのです。かつては、盆踊りから帰ってあちらこちらが「痒い」。これは正に蚊の襲撃にあった証し。と言う事は蚊の襲来時期が遅くなっていると言う事。つまり、蚊にとって8月は「まだまだ暑くて元気に飛べませ~ん。」と言う事なんだと言う証明かな。テレビの解説では蚊の出現は35℃以下になってぼちぼち飛び出して、30℃くらいで元気に飛び回るとの事。私の中学時代の思い出に「お盆過ぎに海水浴に行くとクラゲに刺される確率が多くなる。」と言われて、事実クラゲに刺された記憶があります。つまり、自然界の生き物は微妙な温度差を感知する能力があると言う事。だから、かつてはお盆を過ぎると蚊の襲来があったのに、今は9月になってから蚊が元気に飛び回り手や足に食いついて血を吸うのだと思います。これも地球温暖化の影響なんでしょうか。

米の収穫など考えられなかった北海道でも収穫が出来るようになっているのも温暖化の賜物何でしょうか。また、最近よく耳にする言葉に『ゲリラ豪雨』と言うのもありますが、これも温暖化の影響なんでしょうか。そう言えば、私も10年程前に、EPA(経済連携)による外国人介護福祉士候補生の面接にインドネシアを訪れた時に急な凄い雨に見舞われたのですが、凄い雨は30分程度で止んで青空が出て来た時に「これが噂のスコールと言うもんなんだ」と感心したのを覚えていますが、「今の日本がその状態と同じなのか」と思うと身震いしなければいけない感じがします。「暑くて蚊がいない盆踊りも良いけど、10月になっても暑い状態が続くのは勘弁して欲しいな。」と思っています。リピーターの皆さん自然界の生き物のようにお互いに逞しく頑張りましょう。私も熱さにも寒さにも忙しさにも負けず頑張りますので・・・。