2017年02月の記事一覧

探し物、忘れ物の毎日です

平成29年2月26日

施設に着いてから大切で無くては絶対に困ってしまう携帯を何と3日連続で家に忘れてしまい「私の奥様かをりちゃん」に施設に届けて貰う体たらく…〓。本日はと言うと、朝6時に施設に行き、書類に目を通したり、管理宿直をしていた係長にいろいろと話をして指導したり、来月に開催される理事会・評議員会の案内文を作成し、出勤してきた事務部長と打ち合わせをしたりしている内に9時前になり、慌てて家に帰り朝食を摂り、10時14分羽島発のひかりに乗り東京に行くため外出着に着替えてさて家を出ようとしたら名刺入れがないないないとあたふたして嫁さんにも迷惑をかけたら、カッターシャツの胸に納まっているのに気付き、次にまたまた、携帯が見つからずに、嫁さんの携帯を鳴らしても無くて施設に連絡して探しても無くて…またまたあたふたしていると嫁さんが「車の助手席に置いてあるよ」と外から声をかけてくれて一件落着。しかし、私のないない病は如何なものか?単に忙しいから仕方がないではすまされない。ひょっとしたら認知症の入り口なのかいやいやそんなはずないので、足を地においた生活をしなければと考えてはいますが!!所詮無理なのかな…。

 

眼科の待合室で聞くとは無しに聞いた会話

平成29年2月9日

「私はいつ死んでもええんや」と言われた方が、そのあと直ぐに、「肺炎はいややな。結構肺炎で死んでるしな。」結局この方は、もっともっと生きたいわけで人の気持ちは素直にとって良い場合と内面的なものを理解した上で会話しなければいけない事を改めて再確認しました。敢えて口はばったい事を言えば職員も入居者さんの思いをしっかり受け止めたケアをもっともっとして貰いたい。そうすれば対応にゆとりが出てくると信じて頑張って貰えれば最高何だけど・・・・・。

昨夜東京で泊まり9時ののぞみに乗り感動しました〓

平成29年2月2日

東京から10分で品川なのですが、品川を出てしばらくすると何と富士山が見えるではありませんか〓思わず写真を撮ろうと準備すると建物等で見えなくなり、またしばらくすると富士山が現れてカメラを向けるといなくなりで、何とか四苦八苦の末に撮れたのを添付しました。その時つくづく思いました。ブロのカメラマンはいわゆるシャッターチャンスをじっと待ち、一枚の写真を撮られる。あるいは、何十枚何百枚の写真を撮り、世に出る写真にされているのだと思うと私にはブロのカメラマンになる資格はないなと(もっともなるきもありませんが)遠くからでも見えると言う事は勿論雲一つない快晴〓そんな原稿をメールで打っていると車内放送で「右に富士山の全景が見えますので富士山をご堪能下さい。」確かに美しい富士山が見えましたが、今回は東京からも見えた事が言いたかったのです。

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あっとそれから、本日は昼からかつての入居者さんの共同墓への納骨を行うのですが、忌明けの日に実施する予定でいたのですが雪の為に延期していたのを本日実施するのですが 快晴の今日実施出来るのはかつての入居者さんが曇り一つない性格の方だった証ではないかと思っています。11時に羽島に着き車で施設に帰ったらお花やお供えを準備し納骨を終えた後は関ヶ原病院がこの4月から診療所になるので今後の対応について病院と打ち合わせをすることになっているので今日もバタバタですがバタバタで仕事出来るのも元気で生かされているからと感謝して頑張ります。昨日は介護についてシビアに書かせて頂きましたが、本日は少しソフトにまとめてみました・・・・。いずれにしても、これからも杉和会のホームページ並びに私のブログも宜しくお願いし、出来ればご意見等も頂けたら嬉しい限りです。

「日本式介護」のアジア輸出は成功するか?と言うダイヤモンド・オンラインの記事を読み、私なりの見解を述べます

平成29年2月1日

介護事業者のアジア進出を政府が全面的に後押ししようとしている状況で、要介護5の方が要介護3になった施設の事例をあげている。その事実から安部首相は「できないことを手助けするのではなく、できるように導く」介護の推進を掲げキーワードは「自立支援介護」の徹底だと言い切られています。確かに私の施設においても入居当時、要介護4だった入居者さんが現在要介護1になって盆栽の管理やカメラで写真を撮って手作りの広報誌をパソコンで作られている方もありますが、全ての方がそのようになるわけではないし、むしろ加齢に伴い要介護度が高くなる方もみえます。だからこそ、一人ひとりにあったプランを立てて日々実践しているのです。尚、この記事の中で「自立支援介護の理論構成」として、「基本ケアは水分、栄養、排便、運動をパッケージとして管理」「1500mlの水分摂取、1500Kcalの栄養摂取、生理的規則的な排便、歩行中心の運動」と極めて具体的に提示されていますが、全ての方に、この提示が当てはまるならば、介護の仕事は楽なものと言え るのですが、そんな単純なものではなく、一人ひとりに介護すべき事が違うのです。確かに当施設においても1500ml以上の水分を摂取して頂き認知症の症状が消失した事例はありますが、1500mlを飲まれて体調をくずされた方もあります。つまり、介護はそれぞれの方の生き方、生活習慣、身体状況によっても違うと考えています。私は平成9年に今の施設を開設しましたのでいわゆる「措置の時代」を2年間経験したのですか、その頃の施設はいわゆる、最低限にすべき事をすれば良い的な考え方(勿論当施設は決してそのような事はしておりません)があった事を否定しません。 私が言いたいのは、自立支援介護は単純なものではなく、手法は多岐に渡っていると言う事。確かに日本は僅か24年で7%から14%に高齢者の割合がなった中で必死になって要介護高齢者を守ってきたわけで、これから高齢者対応に追われるアジアの国々が学ぶ面は多くあると思いますが極々一部の事例で政策を決めるのではなく、今の施設の現状をつぶさに理解して介護報酬等も決めて欲しいし都市部の現状と地方部の現状の違いも理解した政策を講じて欲しい。どちらにしても、安部首相が介護に着眼された事は嬉しい限りです。但し、現状把握に汗をかいて貰いたい。一生懸命に取り組んでても要介護度が厳しくなる方はあるのですから。