2016年11月の記事一覧

毎月行っている本部施設でのお参り会での私が話させて頂いた事を書きます。

お参り会当日の午前中に9月9日に網膜剥離の術後の検診に行った折りに担当のドクターから「手術の傷はきれいになっているのですが眼球の大切な所の窪みが正常とは言えないので、これ以上視力は回復しないかもしれません。」と言われてかなりショックを受けていて、お参りの導師をする前は憂鬱な気分でいたのですが、入居者さんや利用者さんの一生懸命なお経の声を聞きながら私もお経をあげているうちに元気を貰いお経が終わりいざお話をする段になったら私は「右目の視力は今以上には回復しないかもしれないと言われましたが、私にはしっかり見える左目があり、しっかり聞こえる耳があり、良く回転する口もあり、元気に動く手足があり、皆さんと共にお経をあげる機会も月に一回はもて、今月のバイキングはお寿司を頂け、来月21日にはクリスマス会で山崎ていじさんが来て下さり、29日にはお餅つきもあります。だから来月も寒さに負けないでお参りに来て下さい。」とお話をさせていただきました。そしてつくづく思いました。私は皆さんに支えられて今を生きている のだと!! 本日も東京出張で今も新幹線の中ですが、私が出張に出かけれるのも、留守を守っている、職員や家族が頑張っていてくればこそ。と言うことは色々な方に感謝、感謝です。

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昔とった杵柄と言う諺は的を得てます。

本部施設の玄関前の通路には全く見事に整然と吊る柿が並んでいます。この柿むきは優・悠・邑の入居者さんとえりかの里の利用者さんがして下さったのです。

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大きな入れ物6箱を午前中でむいて下さったのです。私は小さい頃、母親がむいているのを見ていただけでやったことがないので多分1個をむくのも四苦八苦だと思いますが。本当に素晴らしいの一言です。柿むきは入居者さんと利用者さんが喜んでして下さると言う事が人伝に伝わり、地域の複数の方から柿を提供して下さるからこそのイベント。

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本部施設の秋の風物詩の一つとなりました。入居者さん、利用者さんが生き生きと柿むきを笑顔でされているのを見るにつけ、色々と大変な事もありましたが、頑張って19年やってきた成果だと思うとおもわず涙が溢れそうになりました。勿論この事は私一人が頑張ったからではなく、職員も頑張っていてくれているし、地域の方も優しく見守っていて下さればこそと感謝してます。これからも、皆さんの温かい支援の中で頑張っていきますので宜しくお願いいたします。