熊本地震で被災した全国老施協上田副委員長に研修委員会を代表して連絡を取り、色々思った事を書きます。
上田副委員長の施設は震源地から30キロしか離れていないとの事を、一回目の地震があった翌朝に連絡した時に確認し、施設も自宅も被害はなかったとの事でしたが、それから2週間が経過し、震度1以上の余震が1000回を超えた中で、委員会のメンバーが協力できる事はないのかと聞いたところ、職員の家が半壊したりしているが、入居者の方を大切にしたいと言う事で、勤務に支障をきたしている事はないが、自宅が厳しい職員は施設に泊まりこんで仕事をしてもらっていると、答えられている声を聞く限りは、施設長として落ち着いた対応をされていると感じました。私が上田副委員長の歳の時だったら・・・。5月18日の委員会には参加しますとの事で、少し安心しました。
先般、行なわれた幹部会に顧問として出席して頂いた烏野先生が熊本入りをされた報告を聞いた時に「熊本県は台風の備えはしていたし、地震についてのマニュアルも3年前に作成していたが、実際には機能していない状況にある。」との事で、改めて地震に対する取り組みを、施設として、或いは岐阜県老施協会長としてすべき事を、確実に実践していきたい。
施設としては、備蓄庫を確保して地域貢献に寄与したい。岐阜県老施協としてはディキャットの本格的な組織作りと、少なくても東海北陸1市6県の協定を締結し、しかも稼動可能な組織体にしていき、最悪の状態にも耐えうる備えをしていきたい。
そう言えば、地元松尾地区に事前訪問で訪れた時に、地元の倉庫の整理をされている方にご挨拶をしたら、古いものを破棄するが必要な物があれば持って行ってもいいと言われた中に、炊き出し用の寸胴と大鍋があったのですが、先日たくさんのタケノコを頂いた時に、湯がくのに途方にくれているのを見て、炊き出しの訓練とばかりに大鍋で湯がく事にしたのですが、家庭用の大きな鍋5つ分は優にある量が薪もそれ程いらなくて一度に湯がけました。(詳しくは、杉和会のホームページ今日の優・悠・邑4月26日を参照)「百聞は一見にしかず」いやいや「体験に勝るものなし」。有言実行でこれからも頑張りますもでご協力お願いします。