他山の石
2ヶ月に一回の血液検査に来て、改めて病院も介護施設も接客業であり、患者目線、利用者目線の大切さを感じ、今回の体験を他山の石として、施設運営に活かしていきたいと思いましたので、敢えて報告します。
それは内科の受付での些細な出来事なのですが、私は受付前に診察券を持ってくるのを忘れていることに気が付き、受付の方にその旨を伝えたところ、パソコンの画面を見ながら、患者である私の方を見ないで、「名前は」と聞かれたので「若山宏です。」と答えると私の方を一切見ないで、パソコンのキーをたたいてから「検査があります」とファイルを渡されました。そこで思った事なのですが、どんなに忙しくても、受付は対面業務だと思うので、せめて顔を上げて対応して貰いたかった。それとも私の事をご存知ない方で、私の顔が恐そうにみえて、敢えて顔を見なかったのか〓??(もしもそうだったとしたら少し悲しいかも)しかし、接客業である以上は、だめですよ。受付と言うのは「インテーク」として大切な部署です。いくら素晴らしいお医者さんがみえても、或いは素晴らしいケアをしていても「感じ悪」となるとリピーターが減ってしまうのではないでしょうか。当法人の種別である特別養護老人ホームの実情で言えば稼働率92%、人件費比率67%が
赤字との境界線だと言われています。こんな中でも、「今日1日楽しかったよ」を続ける為には節約と稼働率の確保が大切です。その為にも受付の体制をより充実したいと思っていますので、お気づきの事についてはどんどん教えて下さい。