2015年11月の記事一覧

土砂災害に備えた訓練を地元の不破西消防署と関ヶ原の4分団が当施設の入居者さんの避難を想定した訓練を実施して頂きました。

まず最初に驚かせられたのは、実際の移動のシュミレーションをより確実なものにする為に不破西消防署の署員がダンボールで160cmのダミー人形を入居者とショートステイの分110体を作って下さった事です。(リアルなものにする為以前使用されていた消防団員の服を着せていた)施設側もその熱い思いに応えるべく実際の入居者の名前(イニシャルで)と性別、年齢、要介護度、移動の手段を書いて胸の部分に貼る作業を前日に行いました。
二つ目に驚かされたのは、消防団員の参加者の多さです。事前に署長さんと副署長さんとの打ち合わせをさせて頂いた時には4分団各6、7人で30人程度だと思いますとのことだったのですが、当日8時30分頃から続々と施設に消防自動車から降りて見えるのを見てビックリ。何と予定の倍以上の63名の方が参加下さり、会議室の椅子を慌てて追加し、9時から入居者の方の状態に応じた対応の話を消防団員でもあり当施設の相談員でもある吉田部長から説明をして、一旦消防団員の方は今須小中学校体育館に移動され、9時30分から本館2階へのダミー人形の移動を当施設の職員で行い、移動が半分も済んでいない9時45分に消防署への119番通報で順次施設へきて頂き移動の訓練に参加して頂きました。
三つ目に驚いたのは、消防団員の方が車椅子で階段を4人がかりで運んで頂く訓練にも粛々として頂けたことです。
まだまだ、昨日の感動については意を尽くせませんが最後に消防団員の方の質問の中に印象に残ったものがありましたのでその事を書いて報告とします。
消防団員:要介護5の方でも車椅子から普通の座席に座れる方もあれば、要介護3の方でも、車椅子でリフトでの移動しか出来ない方があるのは何故ですか
施設長 :素晴らしい事にお気付きですね。要介護は介護を要する時間で決まりますので認知症等で稼動域は大丈夫でも食事や入浴や排泄に介助がいる方もあり、逆のケースもあるのです。

※ 素晴らしい発見をしていただけ、多くの方に施設を理解して頂けた事に感謝と今後の展開に対して方向性が出来、大きな成果を得られた事を確信しました。

ビックリ!びっくり!

昨日、全国老人福祉施設協議会正副会長委員長会議が始まる前に、出席表にサインをして、手荷物を指定された席に置き、会議が始まる前にトイレに行く事にしてバタバタとトイレのドアを開けた時です。時間のある時ならドアを開けた時に鏡が有り当然の事ながら自分の顔が映るのを見ていても違和感がない(当たり前か)のですが、今回は「おいおいでかい顔した坊主頭のおっさんは誰や!」と一瞬ドキ。よく見ると当然の事ながら自分の顔。いつも、相手の気持ちになってと言っている私としては、申し訳ない気持ちで一杯になりました。ところで、今日の朝刊で北の湖理事長が亡くなった記事を見て少なからずショックでした。何故なら北の湖理事長と同じ日に私も生まれているのです。(昭和28年5月16日生まれの62歳)北の湖理事長は13歳の時に相撲界に入り、相撲の事を少しはご存知あれば分かる大横綱。一見強面の方でしたが相撲人気が凋落している時期に苦労され、しんどい時でも胸を貸す男気のある方だったとか。私も一見怖い様相になっているようですが、中味は優しい生き方で頑張って行きたいと考えていますので、今後共、一見怖そうに見えるのはご容赦頂き宜しくお願いします。
なお、当法人のホームページが全面リニューアルしましたので、より充実したものにしていきますのでどんどんアクセスしてご意見を頂ければ嬉しいのですが。

本日は大変な一日になってます。

朝イチ6時に本部施設に行き9時に岐阜県庁高齢福祉課での打ち合わせの資料を作りして7時過ぎに家に帰り朝食をとり、7時40分に家を出て、9時前に高齢福祉課に着き打ち合わせ。10時前に終了し急ぎ岐阜羽島に行き11時15分の新幹線で東京へ。東京駅からタクシーで全国老人福祉施設協議会正副委員長会議がある平河町へ移動。会議は2時間程で終了し、来週開催される研修委員会の打ち合わせや介護ロボットの話を鹿児島の先生に聞いたりした後、本部施設前でタクシーを拾い、東京駅から名古屋に新幹線に、そして在来線に乗り岐阜まで行き、またまたタクシーで、福祉政治連盟の打ち合わせ!!ようやく解放されて只今、関ヶ原行きの列車で垂井辺りを通過。現在の時間が午後9時前なので…〓改めてタフな一日になりました。以上1日の報告でした。

ホームページの全面リニューアルに合わせて、久しぶりにブログを書きました。

今まで、「頑張ってホームページの更新を職員が行なってアクセス数も多く職員採用にも貢献している」と豪語していたのですが、全面リニューアルをする事になり、打ち合わせをしていく中で不充分なところが多く見えてきてイライラすることもありましたが、何とかリニューアルすることが出来ました。気が付けば本日は11月5日、正に秋本番。秋と言えば松茸。これは、松茸を無謀にも10キロも購入し、松茸づくしのバイキングで喜んで頂き(10月23日)、今は吊るし柿の皮むきに入居者さんも利用者さんも目の色変えて取り組んで貰っています。どうして目の色を変えなければいけないかと言うと、あちらからもこちらからも柿を頂き嬉しい悲鳴をあげているからです。この現象もいつもの口癖である『継続は力なり』の結果だと思っています。と言うのも、「優・悠・邑では干し柿を作っているらしい」との噂から、地域の方や家族の方が柿を採って持って来て下さる方や千切りに来てと言われて入居者さんと千切りに行ったり・・・。と言う訳で本部施設の玄関先の軒先には商売でもするのかと言うくらいに吊るし柿が干してあります。まだ本日も柿むきを生活リハビリの一貫としてして頂くのですが、職員の慣れない手つきに入居者さんや利用者さんから叱咤激励されながら実施されるのを楽しみにしています。毎年、吊るし柿を『美味しくなれ、美味しくなれ』と揉んでいるのですが、今年は揉む数が半端でないので腱鞘炎にならない様に気をつけて・・・。そんなことより、今頃、今須から上石津を縄張りにしている猿軍団には「優・悠・邑では沢山の干し柿を作ったようなので、甘くなった頃に軍団で行くぞ」と囁かれていると思いますので、折角頂いて入居者さん、利用者さんに剥いて頂いた物を取られないための、猿との知恵比べに今はワクワクしています。