東海・北陸ブロック老人福祉施設研究大会石川大会に参加しました。
8月2日3日の二日間に亘って金沢の地で行われました研究大会について自分の感想も加味しながらレポートします。
施設を9時過ぎに私と副施設長、主任生活相談員と介護職員3名の総勢6名を乗せて、吉田主任の運転で出発しました。途中2回の休憩を入れても、宿泊予定のホテルに12時前に到着して、ホテルの地下街で昼食を6名でとりメイン会場である石川県立音楽堂コンサートホールに移動。受付をすませ、朱鷺の苑の武田先生の案内で本部へ挨拶に行き、岐阜県デイ協山田会長、石川県老施協今井副会長、愛知県老施協太田会長、名古屋市老施協尾関会長、福井県老施協木村会長に挨拶をして、開会式前の時間になりメインホールに移動。私はひな壇に座るわけでもないのでエレベーターを降りたところで皆さんと別れ、会場の入り口を目指しましたが、音楽堂は広くて方向音痴の私は迷いに迷って何とかメイン会場に着き、日頃お世話になっている方々にご挨拶の為に会場の中をうろうろ。そうこうしていると想定外な者が手を振っている。それは何と5年前に勝手に就職を決め、アパート暮らしをしている我が息子だったのです。(「参加するならすると連絡してこんか~い。」この話しはメインではないので、ここまで。)まずは、開会式では久藤会長の心温まるご挨拶から始まり、中田会長の代理で鴻江副会長と石川県社会福祉協議会会長であり石川県知事の谷本正憲様から主催者の挨拶があり来賓祝辞を山野之義金沢市長から頂きその後、感謝状授与式(335名)が行われました。引き続き基調報告を鴻江副会長が東日本大震災の援助活動についてと今後の流れについて話があり、鴻江副会長らしさは認知症についての下りでした。今後の特別養護老人ホームの重要な位置づけとして認知症があることを再認識しました。
休憩の後、31年間旅館日本一に輝いている加賀屋の代表取締役会長の小田禎彦様による記念講演でした。タイトルは「おもてなしのこころ」でした。特に印象に残ったのは、本質として①正確性。②相手の立場に立ってのおもいやりの心と話された事と、お客様の立場は、①ニーズの多様化。②個性化。③高度化と話していただいた時には、サービス業としての意識が希薄な業界である福祉の業界としては心しなければいけないことだと痛感しました。
一日目の研修を終え夜の研修はホテルで紹介して頂いた割烹料理店へ施設の職員6名で行き、山海のの珍味に舌鼓を打ちながら石川の名酒手取川の冷酒を頂きながらの研修も有意義でした。
二日目の研修日程は7分科会に分かれてのものでした。私は第一分科会に参加しました。第一分科会のテーマは「法改正に向けた経営・21世紀型と特養の経営」にさ参加させていただきました。実践発表が5例ありそれぞれに先進的な発表が聞けました。施設経営に携わっている私としては一番目の愛寿苑苑長の小川氏の「仕事のやりがい、生き甲斐を目指して」には、今後の展開を興味深く見ていきたいないようでした。また、助言者の矢野恵三先生のわかり易く力強い指摘には舌を巻くばかりでした。
二日間の日程が終わり、色々な分科会に参加していた職員が車に集合し、このまま金沢の地を離れるのは忍びなく、海鮮市場に向かい昼食は海鮮丼を頂き、この時間からは少しリラックスとばかりに、ビールと冷酒を頂いた報告をして研修のレポートとします。