令和6年6月11日
大学時代の私は唐十郎さんが主宰されていた状況劇場(赤テント)を大学祭に2日間興行のイベントで呼ぶ企画に主体的に関わったりして、自分で言うのもおこがましいのですが結構役者魂もあって、感情移入も比較的簡単に出来たので71歳になった今も「すぐにその気になれる。」と自負していたのです。
また、大学を卒業して教員を辞めて児童養護施設の指導員をしていた時は夏休みの宿題の読書感想文の原稿を小学校3年生から中学生まで殆ど請け負っていて(40年以上前の事ですから時効と言う事で)それぞれの子どもになりきって書いていました。(私が小学生の時は私の宿題を春子お姉さまがしていたのですが・・・。)
だから感情移入は得意なはずだし自信があったのですが、昨日の『てるてる座』の時に、座員の一人である通称『亀ちゃん』とデュエットで「浪花恋しぐれ」を歌う事にしたのですが、亀ちゃんがビシッと和服を着ていて、セリフに合わせて私にちょっかいを掛けてきたので照れて照れて、自分としてはメロメロの歌になってしまったので、歌の終わりの時は名誉挽回とばかりに「酒や、酒や酒買うてこ~い」と大きな声で締めくくりました。自分で言うのも変ですが、こんな純情な面を71歳になった今も持っているとは驚きです。リピーターの皆さん、この状況をどう思われますか。