体がえらい時は母秋江さんの事を書くのが一番だと思いました。
私が小さい頃冬のシーズンは霜焼けに泣かされました。だから母秋江さんは私が学校から帰って来るのを見計らってゴボウの磨ぎ汁と冷たい水をそれぞれに入れた洗面器を用意してくれており、私が嫌がるのに対して優しい声かけをするのです。 それに対して(半べそ状態で)「ぼく頑張るね。」と言うと母秋江さんは「これを頑張ったらおやつにしようね。」とまたまた優しく声をかけてくれるのです。それに対してまたまた半べそ状態で「うん、何があるの。」言うのが毎日の日課だった様に思います。そして霜焼けは体か温かくなると無性に痒くなるのです。つまり布団に入り体が温かくなると痒くて痒くて、これまた私はまたまた半べそ状態で「痒い、痒い。」と母秋江さんに甘えて。背中をトントンと優しく叩かれると一生懸命にヒロシ君は寝る努力をするのですがヒロシ君は自分が寝られない内に母秋江さんが寝てしまうと「痒い、かゆい。」と言って母秋江さんを起こしてしまうのですが怒ることも無く、再び背中を優しけ叩いてくれるのです。この時に相手の懐に飛び込む手法を得とくしたのかも知れません。但し、現実には母秋江さんの様に全てに寛大な人ばかりでは無いことを実践の中で学びました。13年間しか一緒ではなかったにも関わらず多くの事を教えてくれた母秋江さんなのであります。
リピーターの皆さん私は時間がたっぷりあるなかで、とても幸せな人生で有ることを再発見しています。