理事長コラム

本部施設において『バラ湯』を楽しんで頂きました。

令和6年9月18日

本部施設では、9月16日から『敬老週間』と言う事で、一週間を通してイベントを企画して実施しているのですが、「イベントがあるからお風呂は無し」と言うわけではなく、「いつもとは違うお風呂」として、本日は『薔薇の湯』に浸かって貰う事にしました。花屋さんで買えば1本でも高価でたくさんの購入は出来ません。でも、かつての入居者さんの家族の方の中で、薔薇のビニール栽培をされている方がみえて、入居者さんは残念ながら亡くなられてみえるのですが、当法人の考え方の「ご縁を頂いたら永遠に」(供養祭もその一貫です。)と言う事で300本の薔薇を本当に安く提供して頂きました。

入居者さんの中で、カメラが趣味の方が昨年の写真と比較されて「昨年の3倍の薔薇や」と喜んでみえたとの報告を受けました。私はその報告を聞いた瞬間「確かに昨年は薔薇の数が少なかった」との報告を受けていて「確かに数量は3倍だった。でも毎年購入しているので、随分協力して頂けたので入居者さんも喜んで貰えた。」と私自身満足な気持ちと共に改めて『継続は力なり』だとも思った次第です。入居者と利用者さんを合わせて130人の規模だからこそできる事だと考えています。つまり『スケールメリット』を有効に活用した企画だと思っています。

16日に関西落語の笑福亭伯枝師匠が大阪からわざわざ来て頂けるのも『スケールメリット』の賜物だと思っています。だって一般家庭でこの様な事はなかなか出来ないですから。入居者さんも本来は「我が家で自由な生活ができたら」と殆どの方が思われていると思います。でも、それを許さない色んな理由があって、施設での生活をされています。だからこそ、家では出来ない楽しみを提供して『今日一日楽しかったよ』と言って頂ける様に職員皆で頑張る事こそ大切で、職員にしても頑張った時に入居者さんに笑顔があれば、職員冥利に尽きると言う事では無いでしょうか。

当法人には3施設共に『優・悠・邑』がついています。『すべてにやさしく いつまでもゆとりある やすらぎのばしょでありたい』を常に念頭に置いた施設です。よかったらリピーターの皆さんコロナ感染症も5類になりました。是非遊びに来てください。

IMG_6717 IMG_6715