令和7年2月17日
上智大学の社会人学生の方が1週間の研修の内5日間を和合の施設を会場にして実施されます。昨日は上智大学グリーフケア研究所大阪サテライトで事前学習を終えた8名と指導者2人の方だ8時30分過ぎから順次お見えになり多目的室で9時から施設でのオリエンテーションが始まり、その後施設見学を私の案内でして頂き10時過ぎから11時までのお約束で私が話をさせて頂きました。
受講生の経歴を事前に確認させて頂いていて素晴らしい経歴の方ばかりなので「どんな話をしようか」と直前まで悩んでいたのですが「私らしさと私の生き様の中で話をしよう。」と決めて、直前ではありましたが簡単なレジメを作成してお話をさせて頂きました。「多分時間通りに追われないだろうな。」と思ったので『11時』にスマホのアラームをセットして話始めました。と言う事は最初から11時をオーバーする予定でのセットです。(実際に11時にアラームが鳴ったので5分の延長の許可を得て、5分でまとめをして話を終えました。
私の臨死体験や四国遍路での不思議な体験、入居者さんが亡くなった方の家族へのサポートや毎年6月と決めて実施しているかつての家族を招待しての供養祭への思いについて語りました。勿論私が今、社会福祉法人杉和会理事長として高齢者施設の経営と運営に携わっての考え方についても語らせて頂きました。
ちなみにグリーフケアとは【大切な人が亡くなったことなどにより喪失感、悲嘆(グリーフ)を抱える人に対して、その声に傾け寄り添い、そのプロセスを見守ることで、その人の回復や成長を支援する事。】と言う事なのでその役割は非常に大切な事なので私の話が100%その意に沿ったものかは分かりませんが、私なりに伝えられたかと思っています。午後からは入居者と受講者の方とのコミュニケーションの時間なのですが受講者の皆さんは一生懸命な方ばかりなのでしっかりとした傾聴がして頂けるものと思っています。