令和6年1月20日
水野相談員兼係長の運転で名古屋市緑区にある研修センターでインドの技能実習生が各法人に移動する為の説明会があり、当法人も本部施設に3名(男性1人、女性2名)が来週の23日に来てくれる事になっているので参加してきました。当法人が技能実習生を採用するのは初めてですが母国において日本語4級を取得して昨年12月20日に来日して、研修センターで1カ月の研修を終えられたとの事で、インドにおいて日本語を教えた先生も参加されており、この1カ月で飛躍的に日本語力がついたと驚かれている様子を見て、成果のほどが分かりました。
最もインドにいた時にリモートでの面接をさせて頂いた時と比べても飛躍的に伸びているのは感じました。私が会場に入って行くと説明会が始まったばかりで、いきなり岐阜県老施協会長としてのご挨拶をさせて頂きました。


その話の中で、いつもの事ながらメモを取る事の大切さ。なるべく早くに入居者さんの名前を覚える事。施設の中では日本語での対応をする事の大切さを話させて頂きました。11時30分に説明会は終了して総勢16名の技能実習生と共にインド・ネパールレストランに移動して昼食を頂く事になりました。私はインド・ネパール料理は食べた事がないのですが、お店に入るとカレーの良い匂いがしてきたので「これなら大丈夫かな。」と思った次第です。紹介者機関の方が配慮して下さり、私と水野相談員が座ったテーブルに23日から本部施設に来てくれる3人と共に5人でテーブルを囲む事になりました。
3人は積極的に話をしてくれて、日本語力の高さを改めて知りました。それともう一つ痛切に感じたのは『礼儀の良さ』です。昼食を終えてレストランを出ようとすると、それぞれに挨拶に来てくれたのは日本に来て教えられたものではなくて『身に付いた習慣』だと感じました。日本人の中で礼儀と言うのが段々と出来なくなっている事を思うと「教えるより学ばなければいけない事があるのではないか。」と思った次第です。
当法人には『EPAによるインドネシアからの介護福祉士候補生』を皮切りにして『特定技能による、ベトナム人及びネパール人』そして今回『技能実習生によるインド人』と採用してきました。採用ルートは確実に出来てきた今、よりレベルの高い介護職に育てていき長く働いて貰える体制を理事長として構築していかなければいけないと痛切に思っています。これからも杉和会理事長として、5年先10年先を睨んだ展開に努めていきますのでますますのご支援をお願い致します。