令和7年1月30日
今朝午前2時15分に本部施設で看取りの入居者さんが無くなられたとの連絡を宿直者の吉田副施設長から受け、主治医の先生が5時30分には来て下さるのに合わせて家族の方も施設に来て下さるとの事だったので、5時過ぎに本部施設に行き、主治医の先生の死亡確認に家族と共に立ち合い、その後家族の方に今後の対応で施設側がお手伝い出来ることの相談にのり、最後のお風呂及びエンゼルケアをした後9時にご自宅にお送りすることになり、その対応をして一旦家に帰り少しゆっくりしようとテレビを点けると『世界的な抹茶ブーム』の特集をしていました。
私は若い頃は「こんな渋いものを喜んで飲まれるのは不思議だ」と思っていたのですが、26年前に本部施設本館の事業開始をしてから、入居者さんと共に抹茶を楽しむ機会に恵まれてからは「美味しい」と思う様になったので、外国の方が好んで飲まれる様になり、所謂『抹茶ブーム』である事が不思議な気がしながらその番組を見ていました。
番組の中でも抹茶は最近好まれる方が急激に増えたとの事で、それまでに抹茶を飲まれた方の感想には「青臭くて雑草の匂いがして嫌だ」との事だった様です。抹茶が広く広まったのは抹茶の葉を活用した製品が多く販売されてからだと思います。
私の場合は東京へ出張に行った帰りの新幹線の車中での販売で(今は実施されていません)『抹茶アイス』を食べるのが楽しみだった事を思いだし、確かに色んなものに抹茶を素材にしているのがある事に気が付きました。この事からも、「コーヒーを飲むのが当たり前になった事によって抹茶を飲まれる方が少なくなった。
と嘆いていても何の解決策にもならない。購買力を高める努力をしていく事こそ大切なんだ。」と改めて思いました。但し、世界中の方が抹茶を望まれている中で「お茶会の企画をしても高級なものが手に入らない。」「沢山購入して方の中で転売している状況もある」との悩みがあるようです。その問題の解決の為には抹茶ブームを単なる『ブーム』として終わらせることの無いように汗をかき生産を増やしても大丈夫な根拠を確立する事。
また、転売が問題になっている事も安定的な生産根拠の確立と販売ルートの確立で解決していかなければいけないと考えています。朝早くからの活動だったのでいつもとは違う脳の働きをしたようですが、こんな切り口で話し出来る事もリピーターの皆さんに理解して貰えると嬉しいです。